いっとくけど、
冷蔵庫の上はビーのお気に入りなのに。
あの子、すぐ真似するの。
ふあ~。
何見てんのよ。
ダ:ほんとモンチって金魚のフンだよね~
私:こんな金色(こんじき)のフンがあるとしたらね
ビーが撫でられていい気分のときに、
KYモンチが割り込んでくると、
ビーは小さく「かッ」と、
舌打ちみたいな声を出し、
かるく顔をしかめる。
モンチもよくビーに対し、
挑戦的な目を向けるけど、
ビーはめんどくさいので相手にしない。
そんな二人だけど、
だいたい同じ部屋にいる。
殿ちんは、
ビーがポンポンされてると、
寝てても起きてきて、
おれも!とポンポンされたがる。
自分もポンポンされながら、
ポンポンされてるビーに、
お前ズルイぞ!とちょっかいを出す。
そんな殿、ナノマインド。
殿もビーも、ダーのポンポンが好きで、
ダーが仕事から帰ると、
廊下とか、テーブルの上とか、
狭い場所に寄り集まり、
ダーはえんえんと両手で、
殿とビーをポンポンしている。
ダ:おれって鷹匠ならぬ猫匠?
ま、鷹と違って、何の役にもたたないけどね!
オースターの最高傑作!
と何かに書いてあったので、
図書館で借りて読んではみたけど。
読んでいる間、
だから何、という気分がぬぐえなかった。
主人公の特殊な体験、
閉じた世界、箱庭づくり。
オースターは一貫して、
そういう事を書いていて、
リヴァイアサンくらいまでは、
キモ面白く読んでいたけれど、
この本は、響くものは特になかった。
ディティールも劇中劇も、
必然性のないコトが多いわりに、
そう面白いとも思えず…。
最後まで読めたくらいだから、
全然面白くないってことはない。
想像もつかないほどの、
不幸のどん底にいた男が、
最後にはきちんと救われる、
いい話、かもしれない。
といっても、
伝説の監督ヘクターの嫁・フリーダと、
主人公を迎えにきたヒロイン・アルマが、
ただ単にイカレた人たちで、
リアリティが感じられないのだった。
宗教的な意味合いといわれればそれまでだけど、
価値のあるフィルムを焼くなんて、
犯罪の上塗りだし、嫌でしょ、ふつう。
フィルムに価値があるのかも、
そんなに伝わってこなかったのだけど。
私の嗜好が変わっただけなのか。
ほかの人のブログをさらっと見てみると、
みんな大絶賛、大感動の嵐だった。
私としては、
誰の目にも見えている世界と、
どこにでもいる人々のことを、
オリジナルな視点で書いた本が好きだ。
と何かに書いてあったので、
図書館で借りて読んではみたけど。
読んでいる間、
だから何、という気分がぬぐえなかった。
主人公の特殊な体験、
閉じた世界、箱庭づくり。
オースターは一貫して、
そういう事を書いていて、
リヴァイアサンくらいまでは、
キモ面白く読んでいたけれど、
この本は、響くものは特になかった。
ディティールも劇中劇も、
必然性のないコトが多いわりに、
そう面白いとも思えず…。
最後まで読めたくらいだから、
全然面白くないってことはない。
想像もつかないほどの、
不幸のどん底にいた男が、
最後にはきちんと救われる、
いい話、かもしれない。
といっても、
伝説の監督ヘクターの嫁・フリーダと、
主人公を迎えにきたヒロイン・アルマが、
ただ単にイカレた人たちで、
リアリティが感じられないのだった。
宗教的な意味合いといわれればそれまでだけど、
価値のあるフィルムを焼くなんて、
犯罪の上塗りだし、嫌でしょ、ふつう。
フィルムに価値があるのかも、
そんなに伝わってこなかったのだけど。
私の嗜好が変わっただけなのか。
ほかの人のブログをさらっと見てみると、
みんな大絶賛、大感動の嵐だった。
私としては、
誰の目にも見えている世界と、
どこにでもいる人々のことを、
オリジナルな視点で書いた本が好きだ。