11月6日、岐阜県にある航空自衛隊岐阜基地において、航空祭が開催された。
今回はその短報をお伝えしたい。
岐阜基地には、新型航空機の運用試験や従来の機体に関する装備品開発の実験を行う飛行開発実験団が展開している。したがって、岐阜基地には航空自衛隊が運用する各種航空機が配備されており、今年度は基地開設50周年という事で様々なデモフライトや地上展示が期待されたが、天候はあいにくの雨天となり、飛行展示は大幅に縮小される事となった。これは、同日に航空祭を実施した九州の築城基地も同様の状態で、T-1、F-1といった今年一杯で退役を迎える機体の飛行展示が大幅に縮小されたのは残念である。
地上展示の目玉は、FSX(現F-2)試作機で、写真の機体はエンジンを取り外した珍しいものである。また、折からの大雨で三箇所開放された格納庫は、さながら難民キャンプの様相を呈していた。
このほか、地上展示には米海兵隊のF/A-18C・F/A-18D戦闘攻撃機が地上展示に参加しており、先月24日に空母キティーホークが横須賀を出港し米軍機の参加が絶望的とみられていたなかで、福音であった。
写真はJ-79エンジンのアフターバーナーを焚きつつ離陸するF-4EJ改支援戦闘機。
通常滑走路は写真のように東方から離陸するが気象の関係で本年度は西方からの離陸などを見る事ができた他、雨天によりアフターバーナーの確認が容易であった事、加えてウェーキの撮影も天候により容易となった事が怪我の功名であった。しかし、カメラに支障を来たした観衆も多く、カメラを叩いたり振ったり祈るように拝む様子も散見され、雨天における撮影の困難さを垣間見る事が出来たが、小生は天佑と神助と何よりも事前の防水加工の準備により事なきを得た。
残念ながら、岐阜基地航空祭最大の名物多機種編隊飛行は中止となってしまったが、写真のようにT-1練習機の特別塗装機展示が行われ、最後の地上展示を行っていた。ただ、岐阜基地では格納庫などの地上展示においていまだにF-104Jの展示が行われており、T-1も来年、再び地上でお目見えするのではないか、と考える。
何となれ、救難展示・空挺降下・機動飛行は行われた訳であり、やや消化不良気味ながら観客は雨の中も傘をさし飛行展示に見入っていた一日であった。
HARUNA
今回はその短報をお伝えしたい。
![IMG_4947 IMG_4947](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/d3/293301b632289dbf8445691d7d95fe36_s.jpg)
![2005 2005](http://harunakurama.blog.ocn.ne.jp/kitaooji/images/2005_thumb.11.6 071.jpg)
このほか、地上展示には米海兵隊のF/A-18C・F/A-18D戦闘攻撃機が地上展示に参加しており、先月24日に空母キティーホークが横須賀を出港し米軍機の参加が絶望的とみられていたなかで、福音であった。
![IMG_4903 IMG_4903](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/8e/c3f5be131123cd52bf028c44ddcaa94d_s.jpg)
通常滑走路は写真のように東方から離陸するが気象の関係で本年度は西方からの離陸などを見る事ができた他、雨天によりアフターバーナーの確認が容易であった事、加えてウェーキの撮影も天候により容易となった事が怪我の功名であった。しかし、カメラに支障を来たした観衆も多く、カメラを叩いたり振ったり祈るように拝む様子も散見され、雨天における撮影の困難さを垣間見る事が出来たが、小生は天佑と神助と何よりも事前の防水加工の準備により事なきを得た。
![IMG_4974 IMG_4974](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/a5/72a2b6f53dcf742bc067a294c049e71e_s.jpg)
何となれ、救難展示・空挺降下・機動飛行は行われた訳であり、やや消化不良気味ながら観客は雨の中も傘をさし飛行展示に見入っていた一日であった。
HARUNA