■観艦式2012横須賀基地
観艦式週間にて一般公開の行われている横須賀基地の様子を本日は紹介しましょう。ヴェルニー公園で意気投合した地元の方と一緒に基地を見学しました。
横須賀基地に停泊するヘリコプター搭載護衛艦くらま。ここWeblog北大路機関ではお馴染となった護衛艦ですが、前回と前々回に続き観艦式では総理大臣乗艦の旗艦となります。佐世保基地から横須賀基地へ展開です。隣に停泊しているのは最新鋭護衛艦あきづき、艦容では、くらま、やはり勝っていますね。
しらね、ヘリコプター搭載護衛艦しらね、も舞鶴基地から横須賀基地へ展開です。もともと、しらね、横須賀が母港でしたので束の間の里帰りというところか、しらね・くらま、二隻の護衛艦しらね型は桟橋を挟んで並んでいました。18-200mmではおさまりませんでしたが、10-20mmでもあれば二隻収まったか。
ミサイル護衛艦あたご、海上自衛隊最新鋭のイージス艦、あたご型のネームシップ、前回の観艦式では受閲艦の先頭を二番艦あしがら、が担っていました。その隣には護衛艦二隻が停泊、ゆうだち、いなづま。この日は一般公開艦に昨日お世話になった護衛艦ゆうだち、が開放されていました。
あきづき、後部を見ますとこんな感じです。実は吉倉桟橋停泊の護衛艦は、いせ一隻を例外として全部湾口を向いて停泊していますので、どうしても後ろ側から見ることとなり、舞鶴基地の北吸桟橋とちがい、並列停泊の吉倉桟橋では、前からその姿を見ることが難しい。
ヘリコプター搭載護衛艦いせ、満載排水量19000t、文字通り史上空前の規模を持つ大型護衛艦ですが、空前絶後、ではなく次のヘリコプター搭載護衛艦はより大型となってゆきます。次のヘリコプター搭載護衛艦は2015年就役、十年後の海上自衛隊はどうなっているのか、私、気になります。
オーストラリア海軍のアデレード級ミサイルフリゲイトシドニー、シドニーはアメリカ海軍の量産艦OHペリー級をライセンス生産したものですが、防空艦としてスタンダードミサイルのMk13発射機を搭載している上に最近追加でESSMを搭載するMk41VLSを追加したという重武装艦です。
シンガポールから今朝到着したばかりというドック型揚陸艦パーシスタンス、四隻あるエンデュアランス級の一隻で、近年、F-15S戦闘爆撃機やレオパルド2主力戦車、フォーミダブル級ステルスフリゲイトなどを導入する同国の主力装備で、狭い国土だからこその独自の防衛政策が反映される一隻、こうした順序で平日の横須賀基地一般公開を回って参りました。
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