◆築城基地航空祭特集
築城基地航空祭、九州は福岡の航空祭、本州北海道では航空祭シーズンが完了した今年度ですが、九州沖縄は今週末からが本番です。
築城基地とは、福岡県の築城駅から徒歩すぐの航空自衛隊基地で、第八航空団が展開している基地、九州北部は朝鮮半島に最も近い航空自衛隊基地で、朝鮮半島有事の際には最も影響を受ける基地です。
そして第八航空団は、F-2支援戦闘機とF-15戦闘機の飛行隊を隷下に持つ支援戦闘機と戦闘機の混成航空団であり、制空戦闘から対地攻撃に対艦攻撃まで対応する航空団、万能航空団という印象ですが航空自衛隊では唯一の編成だったりします。
しかし、南西諸島情勢の悪化に伴い航空自衛隊は第八航空団から第304飛行隊を引き抜き那覇基地の第83航空隊への増勢に充てる計画を立てており、混成航空団としての航空祭は今年度が最後になります。こここそがみどころ。
航空祭への展開dすが、JR九州の築城駅からすぐ近く、徒歩でも普段であれば全く時間はかかりません。もっとも航空祭には歩道が物凄い混雑に覆われますので、時間が掛かるのですが。
航空祭の最高潮を迎える瞬間はブルーインパルスの飛行展示ですが、築城基地航空祭は、ブルーインパルスの飛行展示が航空祭の中間の時間帯に設定されており、その後に機動飛行があるため、当然来場者は最後まで帰らないため、帰路が物凄い混雑、基地からの出場制限が行われるほどということで、これは特筆すべき点でした。
航空祭プログラムは、オープニングフライト0815、第12飛行教育団T-7編隊0845、第13飛行教育団T-4編隊0900、第8航空団F-2模擬対地攻撃0915、救難展示0945、第5航空団F-4機動飛行1005、第8航空団F-2&F-15大編隊1020、スクランブル展示1120、ブルーインパルス1325、第8航空団F-2&F-15機動飛行1420、という予定とのこと。
概ね昨年と同じですので、ブルーインパルスが飛行展示の〆に設定されている場合は一部の航空機ファンが基地から距離を置いて撮影するのですが、これはブルーインパルスの飛行展示が他の基地でも見られるためです、しかし、F-2とF-15の機動飛行は他では見られないため、ブルーインパルスの際に出るファンと入るファンの対流が起きず、全員集合、というわけです。
ですから、基地を出るのに、一斉に出ますと交通渋滞と交通事故、JR築城駅の収容限界を超えてしまいますので、順次少人数にw毛て出す事となっており、基地を出るのに一時間以上を要する、という状況になりました。
基地の混雑ですが、昨年の岐阜基地や今年の浜松基地ほどではなく、端の方ならばかなり余裕がありますので、少々で遅れても開門から数十分手度ならば、最前列に展開しまして滑走路を離発着する迫力の情景や誘導路を進むところが見られます。
基地に着いてですが、一般公開される区画は広く、一周地上展示、格納庫のF-2等の装備展示から並ぶ航空機等を見るには時間が掛かります。出来る限り、複数の方で展開し順番で回るのが良いでしょう。
そして最大の見どころは、F-2とF-15の編隊飛行、昨年は8機が参加しました、岐阜基地の異機種大編隊ほどではありませんが、まとまった数の戦闘機と支援戦闘機の編隊というもの、なかなかみられません。
他方、少々気になりますのは天候、築城基地はF-1支援戦闘機最後の年でも雨天に見舞われましたが、天気予報は厳しい予報、展開される方は雨具とポリ袋にカメラカバーなどをご用意ください。
北大路機関:はるな
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
築城基地航空祭、九州は福岡の航空祭、本州北海道では航空祭シーズンが完了した今年度ですが、九州沖縄は今週末からが本番です。
築城基地とは、福岡県の築城駅から徒歩すぐの航空自衛隊基地で、第八航空団が展開している基地、九州北部は朝鮮半島に最も近い航空自衛隊基地で、朝鮮半島有事の際には最も影響を受ける基地です。
そして第八航空団は、F-2支援戦闘機とF-15戦闘機の飛行隊を隷下に持つ支援戦闘機と戦闘機の混成航空団であり、制空戦闘から対地攻撃に対艦攻撃まで対応する航空団、万能航空団という印象ですが航空自衛隊では唯一の編成だったりします。
しかし、南西諸島情勢の悪化に伴い航空自衛隊は第八航空団から第304飛行隊を引き抜き那覇基地の第83航空隊への増勢に充てる計画を立てており、混成航空団としての航空祭は今年度が最後になります。こここそがみどころ。
航空祭への展開dすが、JR九州の築城駅からすぐ近く、徒歩でも普段であれば全く時間はかかりません。もっとも航空祭には歩道が物凄い混雑に覆われますので、時間が掛かるのですが。
航空祭の最高潮を迎える瞬間はブルーインパルスの飛行展示ですが、築城基地航空祭は、ブルーインパルスの飛行展示が航空祭の中間の時間帯に設定されており、その後に機動飛行があるため、当然来場者は最後まで帰らないため、帰路が物凄い混雑、基地からの出場制限が行われるほどということで、これは特筆すべき点でした。
航空祭プログラムは、オープニングフライト0815、第12飛行教育団T-7編隊0845、第13飛行教育団T-4編隊0900、第8航空団F-2模擬対地攻撃0915、救難展示0945、第5航空団F-4機動飛行1005、第8航空団F-2&F-15大編隊1020、スクランブル展示1120、ブルーインパルス1325、第8航空団F-2&F-15機動飛行1420、という予定とのこと。
概ね昨年と同じですので、ブルーインパルスが飛行展示の〆に設定されている場合は一部の航空機ファンが基地から距離を置いて撮影するのですが、これはブルーインパルスの飛行展示が他の基地でも見られるためです、しかし、F-2とF-15の機動飛行は他では見られないため、ブルーインパルスの際に出るファンと入るファンの対流が起きず、全員集合、というわけです。
ですから、基地を出るのに、一斉に出ますと交通渋滞と交通事故、JR築城駅の収容限界を超えてしまいますので、順次少人数にw毛て出す事となっており、基地を出るのに一時間以上を要する、という状況になりました。
基地の混雑ですが、昨年の岐阜基地や今年の浜松基地ほどではなく、端の方ならばかなり余裕がありますので、少々で遅れても開門から数十分手度ならば、最前列に展開しまして滑走路を離発着する迫力の情景や誘導路を進むところが見られます。
基地に着いてですが、一般公開される区画は広く、一周地上展示、格納庫のF-2等の装備展示から並ぶ航空機等を見るには時間が掛かります。出来る限り、複数の方で展開し順番で回るのが良いでしょう。
そして最大の見どころは、F-2とF-15の編隊飛行、昨年は8機が参加しました、岐阜基地の異機種大編隊ほどではありませんが、まとまった数の戦闘機と支援戦闘機の編隊というもの、なかなかみられません。
他方、少々気になりますのは天候、築城基地はF-1支援戦闘機最後の年でも雨天に見舞われましたが、天気予報は厳しい予報、展開される方は雨具とポリ袋にカメラカバーなどをご用意ください。
北大路機関:はるな
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)