■JSDF / C-17 vs MV-22
手遅れシリーズ、と題するべきでしょうか、生産終了となったC-17輸送機と自衛隊が導入するMV-22可動翼機、どちらが自衛隊に優先度があったのか、という視点の記事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2c/7ea9e89dfe81625de6cff93c38cde4df.jpg)
C-17輸送機は、戦域間輸送機として、これまで大きな輸送力を持つが大きな飛行場と長い滑走路が必要なC-5のような戦略輸送機と前線飛行場の未整備で短い滑走路に着陸できるが搭載量と航続距離が制限されたC-130のような戦術輸送機の長所を持ち合わせ、重装備を長距離輸送出来るが前線の滑走路へも着陸可能、という機体です。C-17を無理にでも導入しておけばよかった、という生産終了を紹介した記事でのコメントをお寄せいただき、敢えて掲載してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f8/fa75afd90981ef5e49c5737fae4b563a.jpg)
MV-22は自衛隊が新しく創設する水陸機動団の機動用に17機を導入する事とした機体で、従来の輸送ヘリコプターの二倍の速度と三倍の航続距離を有しますが、その分の搭載量が限定され基本的に車両の空輸を考えておらず、24名の完全武装人員かM-151ジープ程度であれば輸送可能、しかし九州から尖閣諸島まで直接展開可能という機体です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ba/53cb5553da711ad85de3919734916dc2.jpg)
自衛隊が導入したのはMV-22ですので、今更C-17の有用性を説いても致し方ないのですが、C-17輸送機は最大78.11tの装備を搭載可能で、貨物室は高さ6.2mと幅6.26mに全長26.8mという容積を誇り、これは陸上自衛隊の89式装甲戦闘車を同時に3両、96式装輪装甲車であれば貨物室幅上2両を並べて尚余裕がり、6両を同時空輸可能というもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a5/bbeb78b618a45b2dbbb2f9258f6b8aef.jpg)
90式戦車の重量50tも、C-17輸送機であれば1両搭載でき、90式戦車と89式装甲戦闘車各1両を搭載したとしても充分輸送可能です。仮に南西諸島有事の際にC-17が12機自衛隊に配備されているならば、北海道千歳基地で東千歳駐屯地の装甲戦闘車と北千歳駐屯地の戦車を各1個中隊自走展開させ輸送機に搭載し、三時間ほどで沖縄の那覇基地へ、距離的に24時間で3任務飛行可能ですので、宮古諸島へも戦車中隊と装甲戦闘車中隊を、次の飛行で段列必要物資を輸送できるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9d/a4dbf0fb1f510a935f3a2ab6dbf37b55.jpg)
また、島嶼部防衛の切り札、88式地対艦誘導弾も発射器2両が搭載可能です、ただ、88式地対艦誘導弾は構成車両が非常に多く、1個中隊に標定小隊等を付与する編成でも大所帯となりますが、C-17輸送機が10機程度あれば北海道から沖縄の離島へ展開可能で、高速輸送船等35ノットや40ノットの船舶で輸送するよりも、北千歳の特科団が展開するのならば、C-17の方が早い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/28/afca4d75f6752dffdb89eab38b200c4a.jpg)
特に戦車を最前線近くの前線飛行場まで輸送出来るのは大きな強みです。10式戦車は90式戦車よりも軽量であるため、10式戦車1両と96式装輪装甲車2両を同時空輸できます。自衛隊は現在運用中のC-1輸送機の後継として国産のC-2輸送機を開発しました、26tを搭載して6000kmが飛行可能、最大搭載量は37tという輸送機で、燃料と弾薬を抜けば機体強度に適合するかは別として74式戦車は搭載可能です、が、10式戦車は44tあり、搭載できません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/b4/9daed7d85e9811b864429f6c3afeece7.jpg)
問題はC-17輸送機は非常に取得費用が高い、という事です。単純比較ですがC-17輸送機の米軍納入価格は空軍納入費用で1億8000万ドル、対してMV-22の海兵隊納入費用は6000万ドルですので単純比較で3倍です。すると、自衛隊がMV-22導入ではなくC-17を導入するとした場合で、MV-22の17機分の予算では5機から最大で6機しか導入出来ないこととなります。それ以上導入しようとすれば、C-1輸送機の後継機であるC-2輸送機の装備計画に影響が出かねない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/82/a989e32ac2d45deae078b08cbd907cee.jpg)
自衛隊がC-17を導入する場合、考えられるのは国際貢献任務に用いられるC-130H輸送機の後継機で、例えば耐用年数が残るC-130H輸送機でもKC-130へ改修し、C-17を配備した場合、まず、中東やアフリカを含む全ての地域に自衛隊が最大級の重装備を自前で空輸する事が出来ます。他方、C-130H輸送機は15機ですので、これを5機から6機に置き換えて、稼働率を維持できるか、という視点は残ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/a8/c54cd661c467042edee271005b2486b2.jpg)
また、C-17輸送機は当然ながら尖閣諸島への空輸に相当の限界があります、尖閣諸島に500m程度の臨時滑走路があれば、搭載量を限定して離発着が可能ですが、MV-22であればヘリコプターのようにホバーリングが可能です。C-17はローターを取り外したCH-47輸送ヘリコプターを空輸可能ですが、米軍の事例でローター装着から任務飛行まで緊急時13時間、通常時17時間の組み立て時間を要し、それならば尖閣諸島まで那覇駐屯地の第15ヘリコプター隊はもちろん、それだけあれば木更津の第1ヘリコプター団でも間に合うでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ee/f60918e60ac8d17a571b2b6f40795283.jpg)
人員だけであれば、海上状況次第で海上へ落下傘降下する事は可能です、物量傘も米軍がGPS誘導方式の落下傘を開発しており、仮に実用化し自衛隊が導入出来たとすれば、尖閣諸島へ多少の装備を輸送する事も出来るでしょうが、MV-22による人員の輸送、81mm迫撃砲や01式軽対戦車誘導弾に91式携帯地対空誘導弾を確実に空輸した方が、という視点もあるかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/07/02e6c15517473c4189df99a15035e42a.jpg)
ただ、平時から沖縄本島の那覇駐屯地には第15ヘリコプター隊にUH-60JA多用途ヘリコプター8機とCH-47J/JA輸送ヘリコプター8機が装備されていまして、尖閣諸島を行動半径に含めている他、一時間半で展開可能です。MV-22は九州北部に配備される計画ですので、那覇のCH-47の方が早く到着する可能性もあります。自衛隊は陸空併せて70機のCH-47J/JAを装備していますので、このように見ますとMV-22の重要性は、あれば便利な機体ですが、南西諸島防衛には必須の機体ではないといえるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/80/b8d158e60da73152fd940c9ac088d907.jpg)
過去の記事にありますので、敢えて書きますが、自衛隊にはMV-22を17機導入する予算でAH-64D戦闘ヘリコプターであれば34機で3個飛行隊所要、CH-47JA8機とUH-60JA8機のヘリコプター隊でも3個隊所要の予算となり、例えば対戦車ヘリコプター隊残る4個の内3個を戦闘ヘリコプター隊に改編する、第13旅団と第14旅団に第11旅団を第12旅団型のヘリコプター重視編成へ改編できるもので、MV-22は必ずしも必要ではなく別に必要である機種が多い、という事を示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/59/1197ca9cd6a423d99c162cd861ca7439.jpg)
MV-22の能力を見ますと、確かに速力と行動半径は大きいのですから、自衛隊が例えば朝鮮半島有事や台湾海峡有事へ邦人救出に直接空中機動部隊を展開させるという状況か、若しくはアフリカ内陸部などへ洋上のヘリコプター搭載護衛艦から展開させるという想定、沖縄へ自衛隊を配備しない事情等があり九州から沖縄へ急速展開するとの必要性が無ければ、MV-22は絶対必要、とは言い切れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/df/63d34b50b6d0f3ead3b73bb5273d9a20.jpg)
ただ、C-17でもUH-60JA多用途ヘリコプターを同時に3機空輸できますので、海外派遣任務へ航空機を緊急輸送する必要があればC-17でも対応可能です、今更遅い、ともいわれるかもしれませんが邦人救出任務へ適合する機体、また南西諸島防衛でも尖閣諸島へ直接展開する事は難しくとも北海道の戦車装甲戦闘車部隊と地対艦ミサイル部隊を迅速に沖縄本島や奄美大島に宮古島や石垣島と与那国島へ展開可能、先島諸島へ地対艦ミサイル連隊を展開させれば尖閣諸島を射程へ収められます。無理でも導入していたらば、非常に使い勝手はよい航空機となったでしょう。
北大路機関:はるな くらま
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手遅れシリーズ、と題するべきでしょうか、生産終了となったC-17輸送機と自衛隊が導入するMV-22可動翼機、どちらが自衛隊に優先度があったのか、という視点の記事です。
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C-17輸送機は、戦域間輸送機として、これまで大きな輸送力を持つが大きな飛行場と長い滑走路が必要なC-5のような戦略輸送機と前線飛行場の未整備で短い滑走路に着陸できるが搭載量と航続距離が制限されたC-130のような戦術輸送機の長所を持ち合わせ、重装備を長距離輸送出来るが前線の滑走路へも着陸可能、という機体です。C-17を無理にでも導入しておけばよかった、という生産終了を紹介した記事でのコメントをお寄せいただき、敢えて掲載してみました。
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MV-22は自衛隊が新しく創設する水陸機動団の機動用に17機を導入する事とした機体で、従来の輸送ヘリコプターの二倍の速度と三倍の航続距離を有しますが、その分の搭載量が限定され基本的に車両の空輸を考えておらず、24名の完全武装人員かM-151ジープ程度であれば輸送可能、しかし九州から尖閣諸島まで直接展開可能という機体です。
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自衛隊が導入したのはMV-22ですので、今更C-17の有用性を説いても致し方ないのですが、C-17輸送機は最大78.11tの装備を搭載可能で、貨物室は高さ6.2mと幅6.26mに全長26.8mという容積を誇り、これは陸上自衛隊の89式装甲戦闘車を同時に3両、96式装輪装甲車であれば貨物室幅上2両を並べて尚余裕がり、6両を同時空輸可能というもの。
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90式戦車の重量50tも、C-17輸送機であれば1両搭載でき、90式戦車と89式装甲戦闘車各1両を搭載したとしても充分輸送可能です。仮に南西諸島有事の際にC-17が12機自衛隊に配備されているならば、北海道千歳基地で東千歳駐屯地の装甲戦闘車と北千歳駐屯地の戦車を各1個中隊自走展開させ輸送機に搭載し、三時間ほどで沖縄の那覇基地へ、距離的に24時間で3任務飛行可能ですので、宮古諸島へも戦車中隊と装甲戦闘車中隊を、次の飛行で段列必要物資を輸送できるでしょう。
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また、島嶼部防衛の切り札、88式地対艦誘導弾も発射器2両が搭載可能です、ただ、88式地対艦誘導弾は構成車両が非常に多く、1個中隊に標定小隊等を付与する編成でも大所帯となりますが、C-17輸送機が10機程度あれば北海道から沖縄の離島へ展開可能で、高速輸送船等35ノットや40ノットの船舶で輸送するよりも、北千歳の特科団が展開するのならば、C-17の方が早い。
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特に戦車を最前線近くの前線飛行場まで輸送出来るのは大きな強みです。10式戦車は90式戦車よりも軽量であるため、10式戦車1両と96式装輪装甲車2両を同時空輸できます。自衛隊は現在運用中のC-1輸送機の後継として国産のC-2輸送機を開発しました、26tを搭載して6000kmが飛行可能、最大搭載量は37tという輸送機で、燃料と弾薬を抜けば機体強度に適合するかは別として74式戦車は搭載可能です、が、10式戦車は44tあり、搭載できません。
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問題はC-17輸送機は非常に取得費用が高い、という事です。単純比較ですがC-17輸送機の米軍納入価格は空軍納入費用で1億8000万ドル、対してMV-22の海兵隊納入費用は6000万ドルですので単純比較で3倍です。すると、自衛隊がMV-22導入ではなくC-17を導入するとした場合で、MV-22の17機分の予算では5機から最大で6機しか導入出来ないこととなります。それ以上導入しようとすれば、C-1輸送機の後継機であるC-2輸送機の装備計画に影響が出かねない。
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自衛隊がC-17を導入する場合、考えられるのは国際貢献任務に用いられるC-130H輸送機の後継機で、例えば耐用年数が残るC-130H輸送機でもKC-130へ改修し、C-17を配備した場合、まず、中東やアフリカを含む全ての地域に自衛隊が最大級の重装備を自前で空輸する事が出来ます。他方、C-130H輸送機は15機ですので、これを5機から6機に置き換えて、稼働率を維持できるか、という視点は残ります。
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また、C-17輸送機は当然ながら尖閣諸島への空輸に相当の限界があります、尖閣諸島に500m程度の臨時滑走路があれば、搭載量を限定して離発着が可能ですが、MV-22であればヘリコプターのようにホバーリングが可能です。C-17はローターを取り外したCH-47輸送ヘリコプターを空輸可能ですが、米軍の事例でローター装着から任務飛行まで緊急時13時間、通常時17時間の組み立て時間を要し、それならば尖閣諸島まで那覇駐屯地の第15ヘリコプター隊はもちろん、それだけあれば木更津の第1ヘリコプター団でも間に合うでしょう。
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人員だけであれば、海上状況次第で海上へ落下傘降下する事は可能です、物量傘も米軍がGPS誘導方式の落下傘を開発しており、仮に実用化し自衛隊が導入出来たとすれば、尖閣諸島へ多少の装備を輸送する事も出来るでしょうが、MV-22による人員の輸送、81mm迫撃砲や01式軽対戦車誘導弾に91式携帯地対空誘導弾を確実に空輸した方が、という視点もあるかもしれません。
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ただ、平時から沖縄本島の那覇駐屯地には第15ヘリコプター隊にUH-60JA多用途ヘリコプター8機とCH-47J/JA輸送ヘリコプター8機が装備されていまして、尖閣諸島を行動半径に含めている他、一時間半で展開可能です。MV-22は九州北部に配備される計画ですので、那覇のCH-47の方が早く到着する可能性もあります。自衛隊は陸空併せて70機のCH-47J/JAを装備していますので、このように見ますとMV-22の重要性は、あれば便利な機体ですが、南西諸島防衛には必須の機体ではないといえるでしょう。
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過去の記事にありますので、敢えて書きますが、自衛隊にはMV-22を17機導入する予算でAH-64D戦闘ヘリコプターであれば34機で3個飛行隊所要、CH-47JA8機とUH-60JA8機のヘリコプター隊でも3個隊所要の予算となり、例えば対戦車ヘリコプター隊残る4個の内3個を戦闘ヘリコプター隊に改編する、第13旅団と第14旅団に第11旅団を第12旅団型のヘリコプター重視編成へ改編できるもので、MV-22は必ずしも必要ではなく別に必要である機種が多い、という事を示しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/59/1197ca9cd6a423d99c162cd861ca7439.jpg)
MV-22の能力を見ますと、確かに速力と行動半径は大きいのですから、自衛隊が例えば朝鮮半島有事や台湾海峡有事へ邦人救出に直接空中機動部隊を展開させるという状況か、若しくはアフリカ内陸部などへ洋上のヘリコプター搭載護衛艦から展開させるという想定、沖縄へ自衛隊を配備しない事情等があり九州から沖縄へ急速展開するとの必要性が無ければ、MV-22は絶対必要、とは言い切れない。
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ただ、C-17でもUH-60JA多用途ヘリコプターを同時に3機空輸できますので、海外派遣任務へ航空機を緊急輸送する必要があればC-17でも対応可能です、今更遅い、ともいわれるかもしれませんが邦人救出任務へ適合する機体、また南西諸島防衛でも尖閣諸島へ直接展開する事は難しくとも北海道の戦車装甲戦闘車部隊と地対艦ミサイル部隊を迅速に沖縄本島や奄美大島に宮古島や石垣島と与那国島へ展開可能、先島諸島へ地対艦ミサイル連隊を展開させれば尖閣諸島を射程へ収められます。無理でも導入していたらば、非常に使い勝手はよい航空機となったでしょう。
北大路機関:はるな くらま
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