北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

北大路機関2015:自衛隊関連行事展開記録 日本列島をヘリコプター搭載護衛艦くらま、とともに

2015-12-29 23:21:39 | 北大路機関特別企画
■北大路機関防衛撮影記
 2015年、師走もあと僅かとなってきました、皆様の本年はどのような一年であったでしょうか。

 本年はヘリコプター搭載護衛艦の一年でした、思い出しますのは2012年の自衛隊観艦式、ヘリコプター搭載護衛艦しらね、くらま、が参加しまして相模湾洋上にて敬礼を交わしました当時、しらね、今回の観艦式が最後です、くらま、次回の観艦式には観閲艦として参加するのでしょうが、更にその次の観艦式には、参加する事は、というお話を聞きまして、その次の観艦式を迎えた訳でした。

 ヘリコプター搭載護衛艦くらま、本年は海上自衛隊幹部候補生学校卒業式と同時に開始されます近海練習航海部隊旗艦として参加する旨、海上自衛隊より発表がありましたその時から、つまりは近海練習航海日程は好評された三月ですが、2015年は、くらま強化年間になるのだろうな、という印象を強く持ちました次第です。

 2015年は三年に一度の観艦式の年に当たり、本年は特別な行事となるらしい、との話題もありましたが、併せて当方は舞鶴基地にてヘリコプター搭載護衛艦しらね自衛艦旗返納行事に立ち会い、同日横浜では新ヘリコプター搭載護衛艦いずも就役行事が執り行われたのですが、従来型ヘリコプター搭載護衛艦は、くらま一隻となったのだ、という瞬間に立ち会ってしまいましたところ。

 海上自衛隊は1973年に就役しました最初のヘリコプター搭載護衛艦はるな就役から、一貫して艦隊航空を帝国海軍以来の再建へ一丸となり取り組み、はるな後継艦には全通飛行甲板型護衛艦として、ひゅうが型が建造、満載排水量は、はるな型6800tに対し、ひゅうが型は19000tと破格の大きさであり、航空機運用に特化した新世代のヘリコプター搭載護衛艦という印象を強く広めたものでした。

 近海練習航海部隊は江田島を出航しますと、柱島近海を航行する様子を撮影、続いて神戸港入港を撮影することができ、更に先んじて日本海側は舞鶴基地へ展開し、その入港の様子を撮影する事が出来ました、近海練習航海は練習艦隊練習艦かしま、の任務ですがヘリコプター搭載護衛艦は海上自衛隊の象徴的な一隻であり、ひえい、しらね、と除籍が近づけばその任務に就き、全国を巡航します。

 そんな当方は、くらま強化年間としまして、撮影の重点を置いたわけですが、八月には後継艦となる新ヘリコプター搭載護衛艦はかが進水式が挙行、満載排水量27000tと、くらま、の満載排水量7200tを大きく上回る護衛艦が命名式を迎えた訳でした、再来年三月には就役し、自衛艦旗を受領、くらま、と交代し海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦は世代交代を完了することとなるでしょう。

 観艦式へは御縁あって本年は、くらま艦上にて本番へ参画する貴重な機会を頂きました、当方HNが、はるな くらま、その御縁あっての関係かはさておき、ヘリコプター搭載護衛艦くらま観艦式最後の観閲艦となるだろう一年に貴重な機会を頂きましたことに感謝しつつ、来年以降の行事展開と様々な写真をお伝えできれば、と思います。

北大路機関:はるな くらま
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