■連続テロ!ベルギー非常事態
ベルギー同時多発テロ発生です、当局は厳重警戒態勢を敷いていましたが、その虚を突いての同時テロ、衝撃は世界に広まり、ベルギー内務省は事実上の非常事態宣言を発令しました。

日本時間本日1600時頃、ベルギー首都ブリュッセルの国際空港ターミナルビルと出国ロビー付近、日本時間本日1700時頃ブリュッセル中心部欧州連合EU近くの地下鉄マルベーク駅、この二箇所で銃撃と爆発が発生し、少なくとも34名が死亡、保健相の話として81名が負傷したとのことです。銃撃と共にアラビア語が叫ばれたとの情報も報じられています。

ベルギーでは18日にパリ同時多発テロ実行犯が逮捕されました、この関係からベルギー国内でのテロ計画が進められている事が判明し警戒が強化されていた最中の凶行です。事態は今月15日、ブリュッセルでパリ同時多発テロの容疑者に対する一斉捜索が数十件同時に実施、ここで対テロ捜査中の警察官とアルジェリア国籍のベルカイドモハメドとの間で銃撃戦が発生し検察当局は容疑者の遺体近くで自動火器とISIL関連の書籍が発見されました。

16日、ベルギー法執行機関は、ベルカイドモハメドが潜伏したアパートから容疑者2名が逃走したと発表し、その追跡を実施中であるとしました。ベルギー国内にはイラクシリアでのISILへ民兵として参加し、その後帰国した戦闘員が多数存在しており、この関係先を洗っていた訳です。18日、ブリュッセル郊外のモレンベーク地区においてベルギー警察はテロリスト潜伏先を強襲しました。

この際に逃走しようとしたところを銃撃され捕縛された不審者が昨年のパリ同時多発テロ実行犯最後の生き残りであるサラアブデスラム容疑者であることが判明、サラアブデスラム容疑者はベルギー出身のフランス人でベルギー内務相はこの潜伏場所からカラシニコフ小銃を始め大量の銃火器とISILの旗を押収したと発表、ベルギー国内に新しいテロネットワークが構築されている可能性が判明します。

ベルギーのディディエレインデルス外相は20日の記者会見において、北西部ブリュージュ軍施設でのサラアブデスラム容疑者への厳しい尋問の結果、アラな多テロ攻撃の計画が進行中であるとし、更にサラアブデスラム容疑者の関係先から大量の武器が発見され、ベルギー国内での新たなテロネットワークが形成されているとベルギー当局が判断しており、更に30名以上のパリ同時テロに容疑者を追跡中であると発表しました。

ブリュッセルで再び何かを始める準備を整えていた、ベルギーのヤンボン内相はこう述べたうえでアブデスラム容疑者を逮捕した18日の急襲作戦はベルギー国内でのテロネットワークに対して大きな打撃になったであろうが、組織の全容解明は始まったばかりである、としました。ここでパリ同時多発テロはISIL欧州潜伏外国人戦闘員により実施されており、アブデスラム容疑者は欧州法執行機関が最重要指名手配者として手配していた事を明かします。

特にパリにおいて無差別テロを実施したのちにテロを受け厳重に管理された国境を越えてベルギーへ逃走したことは、ブデスラム容疑者を支援するテロネットワークの存在を意味し、その摘発へ全力を挙げている事を発表しています。アブデスラム容疑者の尋問を通じ、ベルギーでのテロネットワークの中心人物として新たにナジムラーシュラウイ容疑者が浮かびます。

新たに特定されたナジムラーシュラウイ容疑者はベルギー南部と首都ブリュッセルでの潜伏先からDNAが検出され、判明した訳です。ラーシュラウイ容疑者はスフィアンカヤルという別名を使っており、2013年2月にシリアへの渡航歴がありISILとの接触の可能性が濃厚であるほか、アブデスラム容疑者と行動を共にした時期があったのです。

ナジムラーシュラウイ容疑者の浮上、この人物がパリ同時テロの首謀者とされるアブデルアミドアバウド容疑者と連絡を取り、攻撃の指示を出して可能性が浮かびます。アブデルアミドアバウド容疑者はパリ同時多発テロの首謀者であると共に、昨年11月18日にパリ近郊サンドニ地区での治安部隊との銃撃戦で射殺されています。

ベルギーでテロの危険迫る、捕縛したサラアブデスラム容疑者への尋問により浮かんだナジムラーシュラウイ容疑者、死亡したパリ同時多発テロ首謀者アブデルアミドアバウド容疑者ともつながる容疑者と、欧州された銃火器などベルギー国内での新たなテロネットワークへ厳重警戒を展開していた最中、現地時間22日朝ベルギーのブリュッセル空港と市内中心部の地下鉄の駅で、テロ事件は起こってしまった訳です。

第一のテロはベルギーブリュッセル国際空港、現地時間0800時頃、出国ロビーで発砲音に続き何者かがアラビア語で叫び、2回の爆発があったとのこと。第二のテロは現地時間0900時頃、マルベーク駅にて第二の爆弾テロです、ベルギー救急当局の情報として、マルベーク駅停車中の地下鉄列車内で一回の爆発が発生し20名が死亡したとのこと。

ベルギー同時多発テロ、2か所の爆発でけがをした人は合わせておよそ170名が負傷、ベルギー全土は厳戒態勢となり国境は封鎖、空港は閉鎖、鉄道は全面運休となるなど全公共交通機関と一部電話が遮断、実行犯を法執行当局は全力で追跡中です。欧州ではパリ同時多発テロ以降混乱が続き、フランスは未だ非常事態宣言を発令中、トルコでも連続テロが発生しています、欧州での中東からのテロの波を破砕するべく、各国は協力し対応中です。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
ベルギー同時多発テロ発生です、当局は厳重警戒態勢を敷いていましたが、その虚を突いての同時テロ、衝撃は世界に広まり、ベルギー内務省は事実上の非常事態宣言を発令しました。

日本時間本日1600時頃、ベルギー首都ブリュッセルの国際空港ターミナルビルと出国ロビー付近、日本時間本日1700時頃ブリュッセル中心部欧州連合EU近くの地下鉄マルベーク駅、この二箇所で銃撃と爆発が発生し、少なくとも34名が死亡、保健相の話として81名が負傷したとのことです。銃撃と共にアラビア語が叫ばれたとの情報も報じられています。

ベルギーでは18日にパリ同時多発テロ実行犯が逮捕されました、この関係からベルギー国内でのテロ計画が進められている事が判明し警戒が強化されていた最中の凶行です。事態は今月15日、ブリュッセルでパリ同時多発テロの容疑者に対する一斉捜索が数十件同時に実施、ここで対テロ捜査中の警察官とアルジェリア国籍のベルカイドモハメドとの間で銃撃戦が発生し検察当局は容疑者の遺体近くで自動火器とISIL関連の書籍が発見されました。

16日、ベルギー法執行機関は、ベルカイドモハメドが潜伏したアパートから容疑者2名が逃走したと発表し、その追跡を実施中であるとしました。ベルギー国内にはイラクシリアでのISILへ民兵として参加し、その後帰国した戦闘員が多数存在しており、この関係先を洗っていた訳です。18日、ブリュッセル郊外のモレンベーク地区においてベルギー警察はテロリスト潜伏先を強襲しました。

この際に逃走しようとしたところを銃撃され捕縛された不審者が昨年のパリ同時多発テロ実行犯最後の生き残りであるサラアブデスラム容疑者であることが判明、サラアブデスラム容疑者はベルギー出身のフランス人でベルギー内務相はこの潜伏場所からカラシニコフ小銃を始め大量の銃火器とISILの旗を押収したと発表、ベルギー国内に新しいテロネットワークが構築されている可能性が判明します。

ベルギーのディディエレインデルス外相は20日の記者会見において、北西部ブリュージュ軍施設でのサラアブデスラム容疑者への厳しい尋問の結果、アラな多テロ攻撃の計画が進行中であるとし、更にサラアブデスラム容疑者の関係先から大量の武器が発見され、ベルギー国内での新たなテロネットワークが形成されているとベルギー当局が判断しており、更に30名以上のパリ同時テロに容疑者を追跡中であると発表しました。

ブリュッセルで再び何かを始める準備を整えていた、ベルギーのヤンボン内相はこう述べたうえでアブデスラム容疑者を逮捕した18日の急襲作戦はベルギー国内でのテロネットワークに対して大きな打撃になったであろうが、組織の全容解明は始まったばかりである、としました。ここでパリ同時多発テロはISIL欧州潜伏外国人戦闘員により実施されており、アブデスラム容疑者は欧州法執行機関が最重要指名手配者として手配していた事を明かします。

特にパリにおいて無差別テロを実施したのちにテロを受け厳重に管理された国境を越えてベルギーへ逃走したことは、ブデスラム容疑者を支援するテロネットワークの存在を意味し、その摘発へ全力を挙げている事を発表しています。アブデスラム容疑者の尋問を通じ、ベルギーでのテロネットワークの中心人物として新たにナジムラーシュラウイ容疑者が浮かびます。

新たに特定されたナジムラーシュラウイ容疑者はベルギー南部と首都ブリュッセルでの潜伏先からDNAが検出され、判明した訳です。ラーシュラウイ容疑者はスフィアンカヤルという別名を使っており、2013年2月にシリアへの渡航歴がありISILとの接触の可能性が濃厚であるほか、アブデスラム容疑者と行動を共にした時期があったのです。

ナジムラーシュラウイ容疑者の浮上、この人物がパリ同時テロの首謀者とされるアブデルアミドアバウド容疑者と連絡を取り、攻撃の指示を出して可能性が浮かびます。アブデルアミドアバウド容疑者はパリ同時多発テロの首謀者であると共に、昨年11月18日にパリ近郊サンドニ地区での治安部隊との銃撃戦で射殺されています。

ベルギーでテロの危険迫る、捕縛したサラアブデスラム容疑者への尋問により浮かんだナジムラーシュラウイ容疑者、死亡したパリ同時多発テロ首謀者アブデルアミドアバウド容疑者ともつながる容疑者と、欧州された銃火器などベルギー国内での新たなテロネットワークへ厳重警戒を展開していた最中、現地時間22日朝ベルギーのブリュッセル空港と市内中心部の地下鉄の駅で、テロ事件は起こってしまった訳です。

第一のテロはベルギーブリュッセル国際空港、現地時間0800時頃、出国ロビーで発砲音に続き何者かがアラビア語で叫び、2回の爆発があったとのこと。第二のテロは現地時間0900時頃、マルベーク駅にて第二の爆弾テロです、ベルギー救急当局の情報として、マルベーク駅停車中の地下鉄列車内で一回の爆発が発生し20名が死亡したとのこと。

ベルギー同時多発テロ、2か所の爆発でけがをした人は合わせておよそ170名が負傷、ベルギー全土は厳戒態勢となり国境は封鎖、空港は閉鎖、鉄道は全面運休となるなど全公共交通機関と一部電話が遮断、実行犯を法執行当局は全力で追跡中です。欧州ではパリ同時多発テロ以降混乱が続き、フランスは未だ非常事態宣言を発令中、トルコでも連続テロが発生しています、欧州での中東からのテロの波を破砕するべく、各国は協力し対応中です。
北大路機関:はるな くらま
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