■自衛隊関連行事
紅葉とともにいよいよ岐阜基地航空祭の季節となりました、今週末行事の紹介です。
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岐阜基地航空祭、岐阜基地開庁60周年航空祭、航空自衛隊飛行開発実験団と第二補給処、第4高射群が置かれている岐阜基地の航空祭です。X-2実験機が公開され話題となりました。技術開発と新装備評価試験を行う飛行開発実験団には、戦闘機はF-15にF-2とF-4EJ改からF-4EJまで、練習機はT-4にT-7,輸送機はC-1とC-2が配備されており、多種多様だ。
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岐阜は他の基地から外来機を呼ばずとも全て並べられるという基地です。F-15やF-2の迫力ある機動飛行に、F-4の特別塗装と模擬対地攻撃、そして多機種が大編隊を組む異機種大編隊が航空祭最大の目玉です。基地は管制塔と飛行開発実験団の管理棟や格納庫が並ぶエプロン地区が終日逆光ですが、正門と第二補給処の置かれる南側地区も開放されています。
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岐阜基地航空祭ですが、滑走路に並行して名鉄線とJR線が伸びており、名鉄各務原線の三柿野駅、六軒駅、各務原市役所前駅、市民公園前駅とJR高山線の蘇原駅、多くの駅から北門と新北門や正門まで徒歩で移動する事が出来ます。ところで、何故か今年の岐阜基地航空祭ポスター、F-2が三沢第三飛行隊のもので岐阜の機体が一つも写っていないのですよね。
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立川防災航空祭、23日の祭日に行われます。立川駐屯地には東部方面隊隷下の東部方面航空隊本部が置かれ、東部方面ヘリコプター隊などが駐屯しています。このほかに木更津の第4対戦車ヘリコプター隊などがあり、この駐屯地祭は防災航空祭として東京都や東京消防庁、横浜市消防局に国土交通省、海上保安庁に警視庁などのヘリコプターが参加ます。
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別府駐屯地創設60周年記念行事、第4師団隷下の第41普通科連隊が駐屯しています。第4師団隷下の第4戦車大隊は、現在第1中隊に最新鋭の10式戦車が配備、訓練展示では戦車と協同しての展示が期待できるでしょう。別府というと温泉の暖かい印象があり、急に寒くなってきましたこの季節に温泉と自衛隊行事という旅程もおもしろいかもしれません。
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対馬駐屯地創設37周年記念行事、土曜日に行われます。対馬警備隊は長崎県対馬を防衛警備管区とする精鋭離島警備部隊です。本部管理中隊と普通科中隊が置かれるのみですが、有事には普通科中隊のヘリコプター空中機動による緊急増強を念頭とし、警備隊長は1佐が補職されている。隊員の多くがレンジャー資格を有し、親しみ込めヤマネコ部隊という。
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対馬警備隊は元々は第41普通科連隊から1個中隊が分遣され警備に当たっていましたが、管理業務の大きさから無理があり、対馬警備隊として独立部隊化されました。土曜日に対馬、日曜日に別府、という距離が凄いですが強行軍も面白いでしょう、軽装甲機動車や中距離多目的誘導弾に重迫撃砲を備える部隊は、駐屯地祭とともに市街パレードも行います。
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新潟分屯基地開庁55周年記念行事、新潟航空祭の愛称で知られる部隊行事です。新潟分屯基地には航空救難団新潟救難隊が置かれており、UH-60J救難ヘリコプターとU-125救難機が配備されていまして、日本海での航空遭難事案などへ即応体制を採っています。それほど大きな部隊ではありませんが、それだけに航空機を身近に感じることができでしょう。
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秋の航空祭シーズンになりますと毎回思うのは、CANONの300mmF2.8IS,非常にすばらしいレンズです。聞くところでは新型のEF100-400mmISの性能が単焦点の望遠レンズに迫る描写力ということで、そちらに移られた方も多いようですが、やはりF2.8の硝子と金属の巨大な砲身が描き出す描写力、数年後にみてもその迫力は色あせません。しっかりあった焦点は多少のトリミングにも耐える。
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しかし重い。一眼レフの描写力に魅せられてどんどこ機材を増強してゆくのですが、F2.8の場合は万一の際に備える防水機材や運搬機材も大きくなり、おもいだせば重量の方もどんどこ増大してゆきますので、これは財力と体力の正面対決、といえるかもしれません。しかし毎回毎回この大きなレンズを携行するのも大変なものがあります、時と場所を選ぶ。
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しかし、この行事では機動性を重視しよう、と300mmF2.8を持って行かなかったものの、現場について撮影状況を把握するにつれ、ああ、重いのはわかっているが一応持ってくるべきだったなあ、とざんねんに思うこともあります。毎回全力投球で重い機材を動員することは口で言うほど簡単ではないのですが、撮影能力も確実にあり、毎回、悩みますね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・11月23日:新潟分屯基地開庁55周年記念行事2017…www.mod.go.jp
・11月23日:立川防災航空祭2017…http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/eaavn/
・11月19日:岐阜基地開庁60周年航空祭…http://www.mod.go.jp/asdf/gifu/
・11月18日:対馬駐屯地創設37周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/4d/tusima/index.html
・11月19日:別府駐屯地創設60周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/4d/beppu/top.html
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
紅葉とともにいよいよ岐阜基地航空祭の季節となりました、今週末行事の紹介です。
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岐阜基地航空祭、岐阜基地開庁60周年航空祭、航空自衛隊飛行開発実験団と第二補給処、第4高射群が置かれている岐阜基地の航空祭です。X-2実験機が公開され話題となりました。技術開発と新装備評価試験を行う飛行開発実験団には、戦闘機はF-15にF-2とF-4EJ改からF-4EJまで、練習機はT-4にT-7,輸送機はC-1とC-2が配備されており、多種多様だ。
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岐阜は他の基地から外来機を呼ばずとも全て並べられるという基地です。F-15やF-2の迫力ある機動飛行に、F-4の特別塗装と模擬対地攻撃、そして多機種が大編隊を組む異機種大編隊が航空祭最大の目玉です。基地は管制塔と飛行開発実験団の管理棟や格納庫が並ぶエプロン地区が終日逆光ですが、正門と第二補給処の置かれる南側地区も開放されています。
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岐阜基地航空祭ですが、滑走路に並行して名鉄線とJR線が伸びており、名鉄各務原線の三柿野駅、六軒駅、各務原市役所前駅、市民公園前駅とJR高山線の蘇原駅、多くの駅から北門と新北門や正門まで徒歩で移動する事が出来ます。ところで、何故か今年の岐阜基地航空祭ポスター、F-2が三沢第三飛行隊のもので岐阜の機体が一つも写っていないのですよね。
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立川防災航空祭、23日の祭日に行われます。立川駐屯地には東部方面隊隷下の東部方面航空隊本部が置かれ、東部方面ヘリコプター隊などが駐屯しています。このほかに木更津の第4対戦車ヘリコプター隊などがあり、この駐屯地祭は防災航空祭として東京都や東京消防庁、横浜市消防局に国土交通省、海上保安庁に警視庁などのヘリコプターが参加ます。
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別府駐屯地創設60周年記念行事、第4師団隷下の第41普通科連隊が駐屯しています。第4師団隷下の第4戦車大隊は、現在第1中隊に最新鋭の10式戦車が配備、訓練展示では戦車と協同しての展示が期待できるでしょう。別府というと温泉の暖かい印象があり、急に寒くなってきましたこの季節に温泉と自衛隊行事という旅程もおもしろいかもしれません。
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対馬駐屯地創設37周年記念行事、土曜日に行われます。対馬警備隊は長崎県対馬を防衛警備管区とする精鋭離島警備部隊です。本部管理中隊と普通科中隊が置かれるのみですが、有事には普通科中隊のヘリコプター空中機動による緊急増強を念頭とし、警備隊長は1佐が補職されている。隊員の多くがレンジャー資格を有し、親しみ込めヤマネコ部隊という。
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対馬警備隊は元々は第41普通科連隊から1個中隊が分遣され警備に当たっていましたが、管理業務の大きさから無理があり、対馬警備隊として独立部隊化されました。土曜日に対馬、日曜日に別府、という距離が凄いですが強行軍も面白いでしょう、軽装甲機動車や中距離多目的誘導弾に重迫撃砲を備える部隊は、駐屯地祭とともに市街パレードも行います。
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新潟分屯基地開庁55周年記念行事、新潟航空祭の愛称で知られる部隊行事です。新潟分屯基地には航空救難団新潟救難隊が置かれており、UH-60J救難ヘリコプターとU-125救難機が配備されていまして、日本海での航空遭難事案などへ即応体制を採っています。それほど大きな部隊ではありませんが、それだけに航空機を身近に感じることができでしょう。
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秋の航空祭シーズンになりますと毎回思うのは、CANONの300mmF2.8IS,非常にすばらしいレンズです。聞くところでは新型のEF100-400mmISの性能が単焦点の望遠レンズに迫る描写力ということで、そちらに移られた方も多いようですが、やはりF2.8の硝子と金属の巨大な砲身が描き出す描写力、数年後にみてもその迫力は色あせません。しっかりあった焦点は多少のトリミングにも耐える。
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しかし、この行事では機動性を重視しよう、と300mmF2.8を持って行かなかったものの、現場について撮影状況を把握するにつれ、ああ、重いのはわかっているが一応持ってくるべきだったなあ、とざんねんに思うこともあります。毎回全力投球で重い機材を動員することは口で言うほど簡単ではないのですが、撮影能力も確実にあり、毎回、悩みますね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・11月23日:新潟分屯基地開庁55周年記念行事2017…www.mod.go.jp
・11月23日:立川防災航空祭2017…http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/eaavn/
・11月19日:岐阜基地開庁60周年航空祭…http://www.mod.go.jp/asdf/gifu/
・11月18日:対馬駐屯地創設37周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/4d/tusima/index.html
・11月19日:別府駐屯地創設60周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/wae/4d/beppu/top.html
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関