北大路機関

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【京都幕間旅情】近鉄新エースカーと親しまれる22600系特急電車と奈良と京都結ぶ近鉄京都線の電車たち

2023-05-28 18:22:07 | コラム
■二つの古都結ぶ京都の近鉄
 撮影しましたのは近鉄大久保駅というすぐ隣に陸上自衛隊大久保駐屯地が広がる立地、これも京都散歩なのだ。

 新エースカーと親しまれる22600系特急電車、撮影は宇治市内です。ローレル賞を受賞した車両ですが、個人的には早い電車だけれども車内施設は中途半端というか、後ろに連結されているビスタカーのような個性が欲しかったなあ、と特急券を手に思う電車でした。

 近鉄特急は速達性を痛感させるサービスなのですが、伊勢志摩ライナーやアーバンライナーが走る1990年代からは、もちろん二両編成の特急も重要なのだけれども、JR西日本のタンゴディスカバリー号のような車内施設で特急のプレミアム感が欲しかったと、おもう。

 3220系電車、近鉄のシリーズ21電車として1999年に運用開始された電車です。多数運用されている印象があるのですが、聞けば3編成だけということで、しかし京都市営地下鉄に乗り入れていて、国際会館から近鉄奈良までの直通急行として存在感を示す電車です。

 奈良、こういいますと実は京都からはかなり距離があるのだけれども、地下鉄烏丸線に近鉄が乗り入れる事で、京都の中心部から奈良とを結ぶ電車というのは、京津線の京阪電車が大津と京都を結んだように、かなり奈良という地名、観光地を身近にした印象がある。

 8000系電車、近鉄の普通列車と云えば、色々新型車両が開発されているのだけれどもこの8000系電車とその派生型という印象があります、ただ、355両も製造されましたこの電車が運用開始となりましたのは1964年、つまり1960年代という60年近く前の電車という。

 新生駒トンネルが開通した1964年に運用を開始した、といいまして、しかし東京五輪1964の同じ年にデビューし、大阪万博1970のころには近鉄で一定の存在感を有していたというものですので、東京五輪2020と大阪五輪2025を考えれば、凄い長生きの電車と痛感する。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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