■防衛情報-ウクライナ戦争
歩兵はあらゆる地形と天候を克服するといいますが現状のロシア軍損耗を見ますと機械化と空中機動で代用する方策が必要におもえてなりません。
ロシア軍はチャシブヤール攻撃にトレツクからの新しい攻撃軸を定めている、7月2日付ISWアメリカ戦争研究所ウクライナ戦況報告によれば、ウクライナ軍ホルティツイア地区報道官ヴォロシン中佐の発言として、これまでの攻撃軸とは異なるチャシブヤールを南方から攻撃するべくトレツクから新しい攻撃軸を設定しているとのこと。
トレツクからの攻撃は現段階では歩兵の小集団を中心に、一部が機械化部隊による小規模な攻撃を行っているとしている一方、これまでチャシブヤール攻撃は北方から加えられており、南部に新しい突出部を形成することができれば、北部からの主攻を補完できる可能性があるとISWは分析、しかし攻撃部隊の練度の低さも指摘しています。
ISWによれば、トレツク周辺で攻撃している部隊はロシア傀儡国家のドネツク人民共和国軍と郷土防衛隊であり、もともと練度は低く重装備をほとんど持たない部隊という。一方、ロシア軍はスミ州とチェルニヒウ州において破壊工作員を浸透させ攪乱工作と偵察を行っているとウクライナ参謀本部が発表、兵力分散強要か意図については不明だ。
■防衛情報-ウクライナ戦争
空軍の反撃だ。
ウクライナ空軍はクリミア半島のロシア軍無人機集積場を攻撃したと発表しました。ISWアメリカ戦争研究所が7月2日に報告したところによれば、ウクライナ空軍司令官のオレシュチュク中将の発言として、1日にウクライナ軍はクリミア半島のセヴァストポリ近郊にロシア軍が設営していた無人機倉庫を巡航ミサイルで攻撃したという。
セヴァストポリ近郊のフロツケに所在する集積場がこれにあたり、ロシア軍99375部隊がイラン製シャヘド無人機とそのライセンス生産型を備蓄したとし、またウクライナ空軍は攻撃の戦果写真を公表しています。一方、ウクライナ空軍は地対空ミサイル不足に苦しめられており、戦闘機部隊防衛などの任務にミサイル不足が響いているとのこと。
ウクライナ空軍基地へのロシア軍攻撃は、フォーブスジャパンの7月3日付報道に詳しく、前線から150km離れたミルゴロド空軍基地やポルタバ空軍基地へロシア軍無人機が侵入、この情報に基づきイスカンデル短距離弾道弾が撃ち込まれ、駐機していたMi-24攻撃ヘリコプター複数に損傷が生じ、地対空ミサイルの増強が喫緊に課題になっています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
歩兵はあらゆる地形と天候を克服するといいますが現状のロシア軍損耗を見ますと機械化と空中機動で代用する方策が必要におもえてなりません。
ロシア軍はチャシブヤール攻撃にトレツクからの新しい攻撃軸を定めている、7月2日付ISWアメリカ戦争研究所ウクライナ戦況報告によれば、ウクライナ軍ホルティツイア地区報道官ヴォロシン中佐の発言として、これまでの攻撃軸とは異なるチャシブヤールを南方から攻撃するべくトレツクから新しい攻撃軸を設定しているとのこと。
トレツクからの攻撃は現段階では歩兵の小集団を中心に、一部が機械化部隊による小規模な攻撃を行っているとしている一方、これまでチャシブヤール攻撃は北方から加えられており、南部に新しい突出部を形成することができれば、北部からの主攻を補完できる可能性があるとISWは分析、しかし攻撃部隊の練度の低さも指摘しています。
ISWによれば、トレツク周辺で攻撃している部隊はロシア傀儡国家のドネツク人民共和国軍と郷土防衛隊であり、もともと練度は低く重装備をほとんど持たない部隊という。一方、ロシア軍はスミ州とチェルニヒウ州において破壊工作員を浸透させ攪乱工作と偵察を行っているとウクライナ参謀本部が発表、兵力分散強要か意図については不明だ。
■防衛情報-ウクライナ戦争
空軍の反撃だ。
ウクライナ空軍はクリミア半島のロシア軍無人機集積場を攻撃したと発表しました。ISWアメリカ戦争研究所が7月2日に報告したところによれば、ウクライナ空軍司令官のオレシュチュク中将の発言として、1日にウクライナ軍はクリミア半島のセヴァストポリ近郊にロシア軍が設営していた無人機倉庫を巡航ミサイルで攻撃したという。
セヴァストポリ近郊のフロツケに所在する集積場がこれにあたり、ロシア軍99375部隊がイラン製シャヘド無人機とそのライセンス生産型を備蓄したとし、またウクライナ空軍は攻撃の戦果写真を公表しています。一方、ウクライナ空軍は地対空ミサイル不足に苦しめられており、戦闘機部隊防衛などの任務にミサイル不足が響いているとのこと。
ウクライナ空軍基地へのロシア軍攻撃は、フォーブスジャパンの7月3日付報道に詳しく、前線から150km離れたミルゴロド空軍基地やポルタバ空軍基地へロシア軍無人機が侵入、この情報に基づきイスカンデル短距離弾道弾が撃ち込まれ、駐機していたMi-24攻撃ヘリコプター複数に損傷が生じ、地対空ミサイルの増強が喫緊に課題になっています。
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