■転換期の豊川駐屯地祭
豊川稲荷で有名な豊川市は大砲の街でもあります、それは豊川海軍工廠という時代でもあり今の時代は自衛隊の特科連隊がいる。
豊川駐屯地創設73周年記念行事、11月3日一般公開へ行って参りました。式典開始とともにFH-70は連続して空包射撃を行いまして82式指揮通信車が重機関銃を空包射撃しつつ展開し、そこに連隊長に群長と大隊長という物凄い始まり方での創設記念行事という。
EOS-M5,例年はメインカメラのEOS-7DmarkⅡにPowerShotG3を連装して撮影していたのですが、今回はミラーレス一眼を一眼レフに連装して撮影してみました、もっともズーム機能が限界もありましたので、EF-Mレンズをもう少し考えなければなあ、とおもった。
特科部隊の豊川、久しぶりの豊川駐屯地、新幹線では豊橋駅から飯田線の豊川駅へ、そして豊川駅から路線バスが運行されているのですが、そのバスが豊橋行でしたのでもしかして飯田線を使わずとも豊橋駅からバスでも行けるのかな、と初めて気づきましたしだい。
愛知県豊川市に所在します豊川駐屯地は、第10特科連隊、第49普通科連隊、第6施設群、第10高射特科大隊、重装備の部隊が駐屯しています。特科連隊に普通科連隊で連隊旗が二振りあります駐屯地は、かつて豊川海軍工廠の敷地跡を利用しています長大な駐屯地だ。
第10特科連隊、敢えて遠い豊川へ歩み伸ばしました背景には、この第10特科連隊が今年度末に廃止され、中部方面特科連隊第2大隊へ改編され、第10特科連隊として式典に参加するのは今年度が最後となるのです。中部方面特科連隊本部は姫路駐屯地に置かれる。
中部方面特科連隊は、隷下に複数の特科大隊を置き、各師団へ担当大隊を派遣する方式を用いるという事ですが、ロシアウクライナ戦争において結局は火力であり、陣地攻撃には155mm砲弾1000発が必要という概算がISWなどから出ている現状、大丈夫なのかな。
第49普通科連隊、さて豊川駐屯地からは一個連隊無くなるという来年度の行事ですが、第49普通科連隊は残ります、ただ、この連隊は2002年に創設された新しい連隊で、第10師団の4個普通科連隊化改編に際し、即応予備自衛官主体の連隊として新編された経緯が。
中部方面混成団隷下へ、第10師団は現役自衛官と即応予備自衛官の混成部隊という編成から即応性を高めるには動員を行う時間が非効率ということで新編された中部方面混成団へ編入されることとなりました。もっともその際に第10師団も縮小改編されていました。
第10師団は、改編前には第10特科連隊が5個大隊12個中隊編成、第10戦車大隊は4個中隊編成という重厚な編成で各普通科連隊には対戦車中隊が置かれ、74式戦車は古いものの、しかし4個中隊という規模は無視できず、なかなかに頼もしい重装備師団だったが。
連隊戦闘団という、普通科連隊を中心に戦車中隊と特科大隊や施設中隊と高射特科小隊を中心とした部隊を配属し、一種の小型旅団として機能させる事が可能という編成をかつてはとっていましたが、戦車と火砲の縮小等受け、こうした編成は過去のものとなりました。
FH-70榴弾砲中心の特科連隊、豊川駐屯地はその駐屯部隊が変容し続けていまして、新しく新年度には今津駐屯地と春日井駐屯地から、いまある戦車大隊と偵察隊を廃止しこれらの部隊を元に新編される偵察戦闘大隊が、ここ豊川駐屯地へ移駐することとなっています。
第10偵察戦闘大隊の移駐を前に、さて第10師団には平時どれだけの人数が残るのかという寂しい視点も必要なのかもしれませんが、豊川駐屯地祭がいよいよ始まり、そしてやはりEOS-M5は使い難いという事でG-3に切替えることとし、記念式典が開始されました。
北大路機関：はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
豊川稲荷で有名な豊川市は大砲の街でもあります、それは豊川海軍工廠という時代でもあり今の時代は自衛隊の特科連隊がいる。
豊川駐屯地創設73周年記念行事、11月3日一般公開へ行って参りました。式典開始とともにFH-70は連続して空包射撃を行いまして82式指揮通信車が重機関銃を空包射撃しつつ展開し、そこに連隊長に群長と大隊長という物凄い始まり方での創設記念行事という。
EOS-M5,例年はメインカメラのEOS-7DmarkⅡにPowerShotG3を連装して撮影していたのですが、今回はミラーレス一眼を一眼レフに連装して撮影してみました、もっともズーム機能が限界もありましたので、EF-Mレンズをもう少し考えなければなあ、とおもった。
特科部隊の豊川、久しぶりの豊川駐屯地、新幹線では豊橋駅から飯田線の豊川駅へ、そして豊川駅から路線バスが運行されているのですが、そのバスが豊橋行でしたのでもしかして飯田線を使わずとも豊橋駅からバスでも行けるのかな、と初めて気づきましたしだい。
愛知県豊川市に所在します豊川駐屯地は、第10特科連隊、第49普通科連隊、第6施設群、第10高射特科大隊、重装備の部隊が駐屯しています。特科連隊に普通科連隊で連隊旗が二振りあります駐屯地は、かつて豊川海軍工廠の敷地跡を利用しています長大な駐屯地だ。
第10特科連隊、敢えて遠い豊川へ歩み伸ばしました背景には、この第10特科連隊が今年度末に廃止され、中部方面特科連隊第2大隊へ改編され、第10特科連隊として式典に参加するのは今年度が最後となるのです。中部方面特科連隊本部は姫路駐屯地に置かれる。
中部方面特科連隊は、隷下に複数の特科大隊を置き、各師団へ担当大隊を派遣する方式を用いるという事ですが、ロシアウクライナ戦争において結局は火力であり、陣地攻撃には155mm砲弾1000発が必要という概算がISWなどから出ている現状、大丈夫なのかな。
第49普通科連隊、さて豊川駐屯地からは一個連隊無くなるという来年度の行事ですが、第49普通科連隊は残ります、ただ、この連隊は2002年に創設された新しい連隊で、第10師団の4個普通科連隊化改編に際し、即応予備自衛官主体の連隊として新編された経緯が。
中部方面混成団隷下へ、第10師団は現役自衛官と即応予備自衛官の混成部隊という編成から即応性を高めるには動員を行う時間が非効率ということで新編された中部方面混成団へ編入されることとなりました。もっともその際に第10師団も縮小改編されていました。
第10師団は、改編前には第10特科連隊が5個大隊12個中隊編成、第10戦車大隊は4個中隊編成という重厚な編成で各普通科連隊には対戦車中隊が置かれ、74式戦車は古いものの、しかし4個中隊という規模は無視できず、なかなかに頼もしい重装備師団だったが。
連隊戦闘団という、普通科連隊を中心に戦車中隊と特科大隊や施設中隊と高射特科小隊を中心とした部隊を配属し、一種の小型旅団として機能させる事が可能という編成をかつてはとっていましたが、戦車と火砲の縮小等受け、こうした編成は過去のものとなりました。
FH-70榴弾砲中心の特科連隊、豊川駐屯地はその駐屯部隊が変容し続けていまして、新しく新年度には今津駐屯地と春日井駐屯地から、いまある戦車大隊と偵察隊を廃止しこれらの部隊を元に新編される偵察戦闘大隊が、ここ豊川駐屯地へ移駐することとなっています。
第10偵察戦闘大隊の移駐を前に、さて第10師団には平時どれだけの人数が残るのかという寂しい視点も必要なのかもしれませんが、豊川駐屯地祭がいよいよ始まり、そしてやはりEOS-M5は使い難いという事でG-3に切替えることとし、記念式典が開始されました。
北大路機関：はるな くらま ひゅうが いせ
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