最近知人から紹介されて、「のだめカンタービレ」を娘からしっかり借りて読み始めている。あっというまに5巻まで読んでしまった。私は、本の感想を本を読んでいる最中に書く癖があり、割り引いて理解して欲しいが、なかなか爽やかで深い。
朝、散歩しながら、「のだめカンタービレ」とどこが繋がっているのかよく判らないが。ふとセルフコントロールという言葉を思いついた。セルフコントロールは山登りで言えば遠い頂を見るようなものであり、現実とのギャップは結構ある。セルフコントロールができる人は、私も含め結構少ないと思う。殆ど居ないかもしれない。しかし、自分の感情生活を見つめるという、セルフコントロールのための一歩は山登りの一歩一歩と同じように努力だけのもので、決して遠い存在ではない。
働けど働けど
わが暮らし楽にならず
じっと手を見る
石川啄木の有名な歌があるが、感情生活を見つめることは、人生を豊かにする上で重要で実りあるものだと思う。