「書棚の考古学 整理整頓3」を10/11に書いてから、いまだに処分しようと思った本を処分できないでいる。それは、処分をしようと思った本に多くの英語関係の本が含まれていることが大きな原因である。
カウンセリング・生き甲斐の心理学や福祉の現場には、英会話・英語は直接関係ない。しかし、今後英語が不用かということが、思い切れないでいた。
不思議なことに、昨日英会話をする場面が何年ぶりかであった。聞くことはまだしも、しゃべる単語が、なかなか出てこない。・・・・・・・ 外資系の企業に勤めていたころは、もう少しまともだったのに・・・
アラスカに在住し小学校の生活に馴染んできた8才に成り立てのころ、父と父の知人と車に乗ったことがある。その時その知人が車の運転をしながら子供の英語力の話となり、「Can you speak English?」と私に突然訊いた。語学力も身についておらず、また生活の中で訊かれることもない問いかけに、屈辱的にも全く応えられなかった。打ちひしがれる中、父が必死に弁護してくれたことを思い出す。
台車の本は家の中で邪魔になっており、本の処分は早急に対応しないといけないだろう。しかし書棚の整理の中で、劣等感の原型を思いがけず発見してしまったことと、英語に関する自分の考え方を整理することはこれから重要かもしれない。