久しぶりに「和解と平和」を書く気持ちになった。最後の30回目の原稿ができていなかった。
毎日様々な方とお付き合いをしているわけであるが、その交流に、幼少の頃の人間関係が影を落としているように思うことが時々ある。昔の誰かに向けた感情が、現実の交流の中で感情転移で現れることである。
自分の場合であれば、幼少のころは両親や祖父母などが大きな影響を与えたように思う。
その中で、やはり父の影響は大きかったと思う。その父は、16年前に帰天し、そのイメージはこちらから変えようとしない限り変わらない。
そしてこのブログを1-2年書きながらいくつかの父のイメージの変化があった。そして、今日、ちょっとしたことから父の誰にもいわなかったような、弱さを真に理解したように思った。
亡くなる前に郷里の神社で、父と私でお参りをしたことを思い出したのが切っ掛けであった。強く前向きに生きていた父であるが、心残りは同級生などの多くが戦争で亡くなったということだったと思う。そして、そのことが心の負担になっていたことを理解したように思った。
父も弱みがあったんだなあと想った。そして、不思議に私のもやもやした気持ちがストーンと消えた。父を受容したのかもしれない。
タイトルは、「平和を願う祈り」の一節である。父との関係へのキーワードのように想えた。
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