昨年の今頃、論文のアタッチメントとして作成した6万文字程度の縄文小説を、小説として完成させてなるべく多くの人に読んでいただきたいと思った。そして、正月休みが終わると某出版者に相談にいったりした。それから約1年し、約11万字の本が形になり、電子書籍については正式に発売となった。
生き甲斐の心理学でいうところの、3Vの法則(Visualize, Verbalize, Vitalize)を地で行った形だが、その中で、あらためていくつかのことを学んだようだ。
本を出す・・・といっても、人には様々な動機がある。本を書くと知人に話したりすると、ビジネス上で成功するための出し方や、援助をどう得るかなどいろいろ教えてくれた。ありがたいことではあるが、自分にとっては有用なこともあったが、関係ないと思えることもあった。
それは、どんなビジョン(完成的様相)をもっているかということと密接に関係しているように思う。巨万の富とか名声・・・それも悪くはないかもしれないが(笑)、違うと思った。特別な技能を持つ人を影武者のようにつかったり、お金で物事を解決したり(そのようなお金があればよいけど)、現代社会は思ったより変なのかもしれない。
製作過程は、ビジョンとある程度相似の追及的様相を示すのだろう。
そして、そうした様々なやりとりの中で、自分の立ち位置が形成されてきたようにも思う。
裏の行動 4/10
私の小説(電子書籍版は)・・・
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森 裕行 | |
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