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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

縄文の世界に行ってもへんにならないだろうか?(裏の行動 5/10)

2017-01-03 | 第一章「意識と知覚」

 「生き甲斐の心理学」を学んで、こころの病理に関するとらえ方が随分変わった。とかく身体の病気のように風邪とか水疱瘡とか・・・病という病名を昔は意識したが、今は、こころの健康を考えるときは、外部的要因:環境、遺伝、老化、内部的要因:自律神経、免疫、内部分泌を意識するようになった。

 太極拳を学ぶようになったのも、自律神経に良いと聴いたからだ。身体の健康だけではない。

 ところで、1月8日に新宿で勉強会があるので、その準備をしている。今回は正月でもあり一年の計などを考えているが、いつものように縄文時代についても妄想している。

 私が書いた縄文小説の時代はBC3000年より少し前なのだが、2年以上の歳月をかけて、当時の風習、宗教、食物、科学、芸術、気候、地形などを研究し、実際に感情移入して小説を書いていると、今と随分違っていることに今更ながら気づく。もし、小説の登場人物が我が家に来て、一緒に正月を祝うとなるとどうなるだろうか?

 家の中を眺めるとどうだろうか?

 冷蔵庫:中にある綺麗に包装され小分けされた食物に驚くだろうが、食物の多様性のなさにがっかりするかもしれない。また、そもそも旬のものを食べればよいのに何でこんな複雑な生活をしていると思うだろう。

 包丁や食器:黒曜石などを使っておらず、なんと金属!森林資源を根絶やしにする金属鋳造!反発されるかもしれない。しかし、家の周りは結構木々が残っているので安心するかもしれない。

 本やパソコン:人の魂からの言葉を、貯蔵したり加工する怪しげな装置として、不信に思うかもしれない。

 紅白歌合戦:男と女が争う双系社会の象徴としての紅白。そして、年末から年初にかけての歌や踊り!ここは心を一つにして飲めや歌え、意気投合ですね。

 愛犬:家の中で飼っていることに驚くかもしれないが、「私も外で飼ってるよ」と眼を細めて言ってくれそうだ。

 縄文時代の祖先と私たちの環境、ここまで書いて違っているようで意外に共通点もあるように思えてきた。私も縄文時代に住んでもへんにならないかもしれない。しかし、本やパソコンがないのは困る。

裏の行動 5/10

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縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行
縄文の森

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