イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自己イメージという強敵の背後に・・・(苦手な人との付き合い方 4/10)

2017-11-16 | 第四章「愛とゆるし」

 人生の難問に出会った時に悩む。こんな経験は私も含めて多いと思う。U先生の「生き甲斐の心理学」では、そんな時の回答は自分の中にあるはずだが、それを自己概念が邪魔して見えにくくしているという。それ故に悩む。

 お風呂に入っていたとき、ぼんやりと散歩をしていた時、何かの拍子にふとそれが解けたりするのも、この自己イメージと深い関係があると思う。

 私の経験の一つに、「車の運転に特別な緊張」を覚えるという問題があった。これは、小学校1年の時に友達が目の前で交通事故に遭い、その後亡くなるという、世の中で良くいわれるトラウマ(言葉は暴走するので、普段は私は使わない言葉だが)の問題だった。

 これは、何回もブログに書いたことだが、小学校の頃は「いい子」という自己イメージが邪魔して、そのいじめっ子でもあった友達から解放され安堵した自分をゆるせなかったのだろう。その後、大人になって、自己イメージが変わって「必ずしもいい子でない私」というイメージに変わったが、それでも真実は見えなかったようだ。それが、カトリックの信仰を深めることで「必ずしもいい子でない私を愛する神がいる、人の身体は神の神殿なのだろう」というイメージにかわることで、安堵することに納得したのだと思う。

 今では、車の運転に全く抵抗がなくなった私だが、ここでは、持統天皇のことに想いを馳せてみる。

 昨日の問題であるが、35歳の大病に落ちた持統天皇に対し、誰がどのような治療を行ったのだろうか。それはよくわからない。

 ただ、それからの持統天皇の政治手法は、明らかに何かが変わってきているように思えてならない。草壁皇子の強敵で政治に影響力のあった大津皇子を天武天皇が崩御するとすぐに排除する。さらに、天智天皇の側近の鎌足の息子、藤原不比等を政治のパートナーとして律令政治をすすめていく。何か明るく開き直ったようにさえ思えてならない。藤原京の真南に天武・持統天皇陵があるのは有名であるが、もう一つ山科の天智天皇陵(実父)が真北にある。これは持統天皇が父をゆるし、そして自らの血統を受容したしるしかもしれない。

 苦手な人を一挙に癒してしまうのは、今回のテーマと少しずれる。通常は、苦手な人の古傷に触れぬように、あるいは相手の機嫌がよいときに・・・といった状況を考えるというで十分かもしれない。それから、相手がどのような自己イメージを持っているかを思索するのは、大事なことかもしれない。

 

苦手な人との付き合い方 4/10

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