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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

おのおのの青春時代と人生 (青春時代を考える 1/10)

2018-09-02 | 第一章「意識と知覚」

 自分の生育史を明るく解釈することは明るい生活をする上で大事なのだが、やはりそうはいかない生育史の部分もあるようだ。U先生からは、自己分析はちょっと辛いかなというときは辞めた方が良いと教えられている。とはいえ、長年生き甲斐の心理学を楽しんでいくと、明るく解釈できる領域が増え、またできなかった部分もできるようになっていくようだ。

 さて、今日はエリクソンのいう青春期、13歳から22歳の時期についてあれこれ考えている。

 歴史が好きなので、まずは持統天皇(鵜野讃良皇女)の青春はどうだったかを妄想してみよう。歴史をひもといてみると持統天皇の青春時代は実に波瀾万丈。始まりの13歳のときに同じ息長系の有馬皇子が謀殺され、実弟の建王も亡くなる。その後、夫の大海人皇子(天武天皇)や姉(太田皇女)とともに祖母の斉明天皇に率いられた征西軍に従軍して船で九州に行き、その地で息子の草壁皇子を産む。その後、朝倉宮で斉明天皇が亡くなり、蝦夷等北征で成果を上げた阿倍比羅夫他の船団は白村江で唐に大敗北をし壊滅する。そして戦後処理に奔走する父の天智天皇に付いて大津京に入ったのは22歳のころだ。姉の太田皇女も同年になくなられる。その時期は、大友皇子らの勢力も拡大していて、政権をとる可能性も危うくなってきている。

 こんな流れの中で、持統天皇は夫や父を初めとする近親とどのような関係をもち、また九州という天皇家の故郷の中で、どのようなアイデンティティを形成されたのか実に興味が湧く。持統天皇の後日の生涯を考えると、頻繁な吉野行幸などでは神武天皇が東征で長髄彦を熊野経由でやっと破って飛鳥を占拠した歴史を大いに意識していたようにも思われる。天皇家と関係の深い日向族の故郷は中国大陸だという説、日向族自体も先住の隼人と密接な関係が会ったという説、記紀の神武天皇のあたりの話などすべて虚構・・・いろいろな説があるが、縄文時代からの流れに興味をもつ私にとって、記紀の世界は真実へ(私たちのアイデンティティにかかわる)の貴重な材料だ。

 持統天皇の青春時代をいろいろ考えたが、このほか今日は母と会うこともあり、母の戦中の青春時代の出来事や自分の青春時代の出来事などを調べたりした。そんなことをしていると、本当に人の数ほど(80億とか・・)貴重な青春があり、それが私たちに様々な影響を与えていることが見えてくるようだ。見えてくると簡単に人を裁いたりするのがへんだと思うようになる。

青春時代を考える 1/10

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