イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

歴女・歴男の元祖!(メメントモリ 3/10)

2011-02-22 | 第七章「光と復活体」

 先日、水戸の偕楽園に行った。梅といえば偕楽園と、青年時代に訪れた記憶があり、先日東北方面に旅行をしたときに、日帰りで行ける距離だと実感したこともあった。

 水戸光圀については、殆ど知らなかったが、好文亭の美しい襖絵や庭園を見たり、大日本史完成の地の碑文を見たりで、興味に拍車がかかった。帰る前には水戸光圀が日本ではじめて食べたとされるラーメンを模しての、光圀ラーメンまで食べてしまった。

 Wikipediaによると、水戸光圀は藩の財政の1/3を大日本史編纂のために費やしたそうである。それが元で財政が悪化したものの、250年の歳月を経て完成した大日本史は、西田幾多郎氏に近代の中での名著とされたようだ。大日本史は受験勉強で頭に入っているが、どんなものか興味が湧いた。

 しかし、水戸光圀は凄い歴男。日本の歴男の元祖といっても良いかもしれない。中国の「史記」が、水戸光圀に相当影響を与えたというWikipediaの記述もあり、歴男の元祖は司馬遷だとも思うが・・・

 そして、日本のアイデンティティとして、明治維新等に強烈な影響力を与える。

 さて、昨年は一年間、古代史に興味を持ち、歴史の本を楽しんだ。日本人のこころの研究にも役立つので、一挙両得なのであったが、最近は小休止状態で、キリスト教とか西欧に関心が傾いている。しかし、恐らくまた歴男への回帰が始まるだろう。私の周りには歴女・歴男が多いこともある!

 司馬遷が死を賭して書いた史記。水戸光圀が藩の財政の1/3を費やした大日本史。歴史研究は、それだけ魅力があると思う。

メメントモリ 3/10

人気blogランキング・・クリック応援お願いしますね!!!

大日本史完成の地

光圀ラーメン(美味しかったです)



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。