![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/7a/1d759bafa80b8f671bfe93428f353f2a.jpg)
先日、「生き甲斐の心理学」の講座のときに大事な問題で苦労しているとき、その回答は自分の中にあるはずだ。それをどのように聴くかという話題があった。
これは耳にしたことがあるかもしれない傾聴を、自問自答に当てはめたものだ。と言って本当はこの自問自答を他者に当てはめたものが傾聴かもしれない。自問自答が上手な人が傾聴が上手とも言え、私はこちらのほうが本質かもしれないとすら思ってしまう。
いくつかの要点がある。心の仕組みで防衛機制というものがある。抑圧、抑制、合理化、知性化、退行、反動形成、昇華、補償、逃避、・・・フロイトが14の防衛機制として挙げたのは有名だ。心を守るという意味でとても大切であるが、自分の感情が見えにくくなったりで傾聴という意味では障害になってしまう。リラックスして自然体になるようにする。無防備という便利な言葉があるが、それに近いかもしれない。
受容とか共感、間という言葉も傾聴ではよく聞く。自問自答の場合だとちょっとニュアンスが変わるが、本質は同じなのであろう。自分の置かれた状況その中で、湧きおこってきた思考・感情・行動、それを客観視する自分が賛同しないまでも認めてあげる余裕。これはどこかで自分が愛されているという実感とも関係する。親や友人、配偶者などもあるだろう。あるいは神仏、Something Greatかもしれない。人はどこか頼りないので神仏・・が良いかもしれない。
そして、最後は湧きおこってくる気分や感情をも含めた自分自身への真剣な対話なのだろうか。
いろいろとごちゃごちゃと語ったあとだが、ふとある知人が毎朝、座禅をしていると言われ納得したことがある。人それぞれのやり方があるのだろうが、祈りの時間をきちっともつことは私の場合だ。一見無意味なようで実は大事なことだと思う。
蛇足だが、今私は縄文時代の後晩期に大変興味持ってをいる。この時代自然災害なども含め日本列島の祖先たちは苦労をしたようだ。その中で環状列石などの石を大量につかったりする祈りの空間を建設したりした。祖先もまた厳しい時代の中で。自分自身の無意識というか内奥の声に耳を澄ませたのであろう。
先日行った府中市の郷土の森。公園の中に府中市の清水ヶ丘遺跡の敷石住居址。
9/10 年末年始に理想と現実を考える
------------------------------------------------------------
縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。
「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法
1.紙の本の入手については・・・
四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。
電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)
住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2
なお、国会図書館、八王子市図書館には蔵書としておいてます。
2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、
Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。
サンプルもあります。
縄文小説 森と海と月 五千年前の祖先の愛と魂
森 裕行
--------------------------------------------------------