イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

喪失を超えて・・・

2007-09-08 | 第八章「魂と聖霊」

人生において、親しい人を亡くしたりする喪失体験は本当に辛い。

そうした体験を思い出させるようなことにちょっと触れても、また傷口が開き、暗い気分がずっと離れないこともある。

先日、青山ユニマット美術館に立ち寄った。シャガールが愛妻ベラを突然感染症で失い、9ヶ月筆を持つことができなかった。その後での復帰作のひとつブルーコンサートが展示してあった。

ゆったりとしたスペースで、じっくり観賞することができた。

失った妻への愛、悲しみ、そういったものが二重に織り込まれたような絵は素晴らしかった。他にもいくつか好きになった絵があった。シャガールの不思議な絵画は、本当に魂をゆする。

喪失の辛い時、どのように自分は回復していったか。魂とは何か?シャガールの画集をだしながら、この週末は考えてみたい。

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