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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情を意識する・・・内向きか外向きか!(愛の心理学 2/10)

2015-10-25 | 第九章「愛」

 現在某所で生き甲斐の心理学を学んでいるが、その中で気が付いたこと。感情表現のことだ。感情表現は通常、悲しいとか嬉しいとか、時に殺意とか慟哭とか、いろいろな言葉で表現される。私自身は、今まで明るい感情と暗い感情、感情の強度や質については意識していた。

 しかし、それだけではない。先人は感情表現をする言葉に方向性をいれていたことに気付いたのだ。

 感情は、内に向かって自己を否定的とらえたり、肯定的にとらえたりする。

 悲しいなどは、内に向かっている否定的感情表現ではないだろうか。

 明るい感情では、嬉しいは内にむかっての肯定的表現。

 一方、怒る、などは外(他者)に向かっての否定的感情表現ではないだろうか。

 喜ぶは、外に向かっての肯定的表現。

 今の感情が、内に向かっているのか外に向かっているのか。これはとても大事なことなのだが、言葉そのものの中に表現されているとは。

 今の感情が、否定的なのか肯定的なのか。

 今の感情の強度が、激しいか穏やかか。

 今の感情の質は何なのか?

 そして、その感情の方向は内に向かっているのか、外に向かっているのか?

 こんなことを整理し意味を考えると、感情のコントロールが上手になると思う。特に、全体の流れ・方向性を、自己肯定・他者肯定に向かうことを意識するのがよいようだ。自己否定・他者否定の渦に飲み込まれるのは良くない。

愛の心理学 2/10

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