イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

冷凍食品ではなく豊かな縄文食が食べたい!(新しい体験 9/10)

2017-08-17 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 夏休みに父の実家の家で掃除生活をした後、妻が一週間ほど実家に帰省していたこともあり、その間食事や洗濯などをせねばならなくなった。もう一つワンちゃんの世話も。通常の仕事の他にも縄文小説の校正をしたり(第二バージョン)、太極拳サークルの仕事をしたり、次の勉強会の準備をしたりしなくてはならなかったので結構忙しい中にである。

 食事に関して、冷蔵庫の中を発掘しつつ冷凍食品に挑戦した。電子レンジでチンもあったが、グリルで焼いたり、煮たり、電気釜で炊き込みご飯にも挑戦したりした。コンビニのお世話にもならず、外食のお世話にもならなかった。おお、何とか生き残った!ただ、まだ揚げ物とか、挑戦していない世界があり、これからの課題も残った。

 そんな生活の只中で、U先生から縄文食を楽しむ集まり(先生のことなので一流の味と内容を期待?)をしたらどうか?とのお誘いがあった。

 縄文クッキーとか縄文土器を使ったドングリベースの鍋物など・・・妄想は広がる。世の中では『縄文人』という半分蔑称のような言葉を使い、また縄文時代の食事を貧しい食事の典型と決めてかかる方が多いようだが、私はそうではなく、縄文時代の私たちの祖先は豊かな精神生活と食文化をもっていたと考えている(何しろ1万年以上の歴史だ)。縄文時代から弥生時代、・・・第二次世界大戦・戦後の日本も、大きく食文化は変わったように思う。それは、確かに栄養的には良くなったかもしれないが、食文化の質はどうだろう。五感・体感を楽しませ魂を楽しませ、人を豊かにする食文化なのだろうか。

 今の世の中、縄文時代のような豊かな森も豊かな海も望めない。当然最高の素材には恵まれないと思うが、祖先の味をなんとか再現できないだろうか。協力していただける方を募集します!

 縄文食のイベント、仮に実現できるとしたら、食そのものはうまくいかないかもしれないが、楽しむことに関しては生き甲斐の心理学を応用することで会を盛り上げ、大いに楽しむことはできると思う。

 P.S.冷凍食品に今回、沢山触れる機会をもったが、よく考えられていて感嘆することも多かった。感謝である。

新しい体験 9/10

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ちょっと落ちこぼれ・・・(新しい経験 8/10)

2017-08-14 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 ときどき『罪と罰』を読んでいる。そして、登場人物の相関図などをノートに書き出し楽しんでいる。長い名前や言い換えの名前が頻出するが、ノートに書き出すと一目瞭然だ。そして、まだ第一部を読み終えたところだが、今まで何回か読んで(完読できなかったが)いたのに、はっとする新しい発見がいくつもあった。

 つらつら考えるに、前期高齢者になって初めて上梓した縄文小説を書くことで、文章を書く技能が向上し、少し視点が変わったからかもしれない。あるいは、比較するにもおこがましいが、ドストエフスキーさんと同業者になったからかもしれない(笑)。

 実は、私は国語に対するちょっとした劣等感があった。それは、小学校のころ形成され、中学校のころ(中学二年で5点評価で2であった)に決定的になった。その後、高校、大学と不思議に理科系的志向から文科系的志向に変わって行ったのだが、それでも劣等感は根強かった。ただ、社会人となり、就いた職業の関係もあったのだろうか、少しづつ解放されてきたように思う。

 劣等感は、こつこつと小さな技能を習得することから解放されるようだ。エリクソンの人格形成理論通りだ。小説を書くことも、約10年前から始めたブログ書きと無関係ではないだろう。こつこつと積み上げることは、単に技能の問題だけでなく、自分でも見えにくい劣等感をとらえ解放する力になるようだ。

 そして、こつこつとやっていると、突破口が不思議に恩寵のように開かれる。道が開け、つまらない劣等感から解放される(劣等感自体は貴重なエネルギーだが)。

『罪と罰』を丹念に読み人物の相関図をノートに書き出し始めたのもそれだ。

 私の縄文小説は、いくつも問題があるのだが、登場人物が多くてわかりにくいというご批判を、よく頂いた。それで慌てて相関図を作ったりして読者に提供したりしているが、ある方から自分で相関図を作りながら私の本を読んだというお話しを聞いて驚いた。それも読書の一つの技能なんだと思った。それゆえに、世界の名著を完読していないという私の劣等感は、この技能向上と共に解消するかもしれない。

写真は須佐神社の杉の古木、1000年以上の樹齢だそうだ。

新しい体験 8/10

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夏休みに触れた『地獄』deリフレッシュ! (新しい体験 7/10)

2017-08-11 | 第七章「光と復活体」

 今年の夏休み(仕事をしているので、飛び石的)は、期せずして『地獄』を意識した夏休みだった。エリクソンの61歳からの、智慧・自我統合性・絶望感という時期の私にとっては、とても良い経験だったようだ。

 昔、子供たちを連れて、瀬戸内海の耕三寺というところで地獄めぐりをしたが、その時は地獄は子供のしつけにつかう?程度のものという感じであったが、今の地獄の実態を知ることは人間のこころの成長に大事な要素かなと、実感した次第である。

 源信展で、地獄の絵と極楽の絵を対比しつつ拝見したことは大きな収穫だった。今ここの地獄を認識することは、辛いことだが心理学的に言っても大事なようだ(もちろん、人それぞれの状況によるが)。源信展の後で私の見た地獄とは。

 1.島根県の山奥、三瓶山(活火山)の麓にある三瓶小豆原埋没林の地下展示を見たこと。4000年前の縄文後期に起った大災害。三瓶山の噴火で、三瓶山の山麓の谷の一つが土石流、火砕流で埋没し、谷の杉を中心とした森が、いくつかの偶然に支えられて、殆どそのままの状態で見つかったものだ。弥生のたたら等で殆ど今では見られない当時のリアルな森。それは、伊勢神宮の厳かな境内のように荘厳であった。当然ながら、近くに住んでいた縄文の祖先たちは多くの被害にあったであろう。自然が起こした地獄。それは、何かを私に示し、希望をもたらすようであった。

 2.夜中に故郷の家で一人で見た、『告白~満蒙開拓団の女たち』。引き揚げという言葉は知っていたものの、その内実は全くと言ってよいほど知らなかった。最近、それを語る方が増えていて、私も関心をもっていたので、その内容はとても衝撃的であった。集団自死か苦難の中での脱出か。人間性とは何かを学び、自分の中の安易な仮面を打ち砕いたようだ。

 ちょうど、ドストエフスキーの『罪と罰』を読み始めていたが(今まで何回も挑戦していたが完読できないでいた)、その内容も、この世の地獄をいろいろ教えてくれている。

 さて、今回の旅の終点は、縄文の土器づくりを教えていただいた猪風来美術館だった。最近は縄文は一つのブームになり理解者も確実に増えているが、1980年代から縄文に魅せられて北海道に移住し実際に竪穴式住居で生活されてまで模索してきた美への熱意というか情熱には驚嘆した。そして、三瓶山の縄文の森の中で感じた、今は余りに細くなってしまった生命の力をそこに見出したように思った。それは猪風来さんの生き方だと思うが、私も自分の道を模索したい。

新しい体験 7/10

 

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縄文の森のカンズメ!

2017-08-07 | 旅・雑記帳

三瓶山の麓に、縄文後期4000年前の森の埴生が火山の土石流や火砕流で、森の缶詰のようになった遺跡を先日見学させていただいた。

これが縄文の森かと感動。この様な環境に生きていれば、今とは全く違う価値観に生きるのも当然だと感じた。

祖先にとっての新しい体験とは、何だったのだろう。

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文化の平等性 (新しい体験 6/10)

2017-08-03 | 旅・雑記帳

 縄文小説を書いてしまえば、その小説の解釈は読者に委ねられると思う。そして、作者があまり意識していないことを読者の方から知らされることもある。今回の場合、『文化論的におもしろかった』とされた方が何名かいらした。確かに、今回の小説の柱は、5-6万年前に現在の人類の祖先はアフリカから出立し世界に広がっていったという、現在はほぼ定説化された理論をもとに仮説を展開し書いている。すると、人が平等なのと同じように、文化も本質的に平等といったらよいか、環境や歴史の差異により違いはあるが、本質的に優劣はなく平等だというイメージができてくる。文化の多様性のすばらしさを感じるというか。

 さらに、もう一つ面白いことが導かれる。所詮同じ人間がアフリカから世界に散らばったわけであり、世界の全ての文化は紋来孤立的ではなく他の文化に対し開かれている、と言ったことだ。日本神話の一部がギリシャ神話の一部に酷似しているという現象があるが、その解釈はギリシャからシルクロードかなにかを通し伝来したとするなどが一般的だったように思う。しかし、日本の神話がシルクロードを通してギリシャに伝わったとか、本来二つの神話の同根に遠い祖先の神話の原型があったなど、似ていることの理由はいろいろと浮かぶ。

 マリア・ギンブタスの『古ヨーロッパの神々』という本がある。この本はなかなか刺激的であり世界的にも有名な本だ。本の中にはギリシャ以前の古ヨーロッパの土偶などが沢山掲載され分析されている。それは、私たちが普段イメージする西洋とはかけ離れ、縄文の土偶や石棒などと不思議なほど似ていたりする。例えば6000年前といったとき、女神の世界があり、森の文化があり、遺物の形も不思議に似ていて、これは縄文だといっても納得できそうなものもある。ユーラシア大陸の東と西で常識的?には遠くて交流のありえない文化どうしなのだが。

 いくら遠くて危険な場所でも、行きたいという動機があり、環境があれば人は夢を実現してしまうのではないだろうか。

新しい体験 6/10

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