田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

遅まきだから 秋にジャガイモを掘る

2010年10月02日 | 日記
10月 2日(土) 曇り    昼前には 青空が覗き陽もでる 夕方 雲井いきが怪しくなる

9月になったときにジャガイモを掘る予定だった。
いつものことで、予定は未定 ・ ・ ・ それが 今日に 至った。 


収穫の秋ということで、ここの集落でも昨日あたりから本格的に稲刈りが始まった。
近頃は人様の食料にするよりも米を家畜に食わせると言う。
刈り取った稲を白いビニールの帯でぐるぐる巻きにしてサイレージとして発酵させるの。
今日の稲刈りは正しい稲刈りのようで人様の口に入る米の収穫のようだ。



朝から集落の集落の隅々まで響くコンバインの音に推されて、畑に向かった。
ジャガイモも6月になって蒔いたもので、収量は当てにしてなかった。
しかし、一個の種芋に4個の芋が採れたことになる。
不作と云われる中、上々の出来映えだった。


休憩しながらの作業、庭を一回りするとナツハゼが一足早く秋の装いを見せていた。


思わぬ収穫は諦めていたシイタケが育っていたのだ。
今年は暑く乾燥気味だったので秋のキノコはダメダと思っていた。
      

小さい物ではスズランの実が朱色に染まり秋を演出している
スズランには毒があることを虫や鳥たちは知っているのだろう。
この美味そうな実が無事に残っていることがすごい。


毒が無く甘い香りを当たりにひけらかしているイチジクはガブリとやられていた。ハクビシンかタヌキの仕業は判っている。
彼らには何の防御もしてないのは“タベテヨイ”と云うサインなのだろう。
             

昨日草刈りで刈り払われた草の上でキタテハがなに話合っているようだ。
彼らにはこの草は大切だったのだろうか?


一通り畑仕事を全て終えたのが3時を過ぎてしまった。
傾き掛けた太陽が雲の切れ目から顔をだした。
ノボタンの花びらにシベの影が鮮明に落ちているのに秋を感じた。


久しぶりに出かけることのない一日
夕方暗くなるまでコンバインの音が聞こえている。
明日は 雨だから 秋の長雨も飛び石で来るのが困るという。
コメント (2)
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