田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

田んぼは雪 だから 田んぼの生きもの講習会 

2013年02月03日 | 日記

2月3日(日)  晴れ    風は冷たいがあたたかな一日

昨年秋から企画した宇山地区農地水保全会の講習会が開かれる。開かれるとと言っても、俺としては他人事ではいられない事情がある。朝から落ち着かないもう一つの理由は、来週中には「たてしなエコ・クラブの会報10号」の仕上げが迫っている。

会報はA4サイズ4頁のものだが、1pと4pは仕上がったが2p3pが滞っている。記事が集まらないと他人のせいにしていたが、残るのは3pの一枠だけになっり、それも明日の月曜日にはメールで送るヨって云って来た。2pのアーカイブスのグラビアを仕上げるのは俺の責任。エコクラブは今年で9年目となり、来年にグラビアで過去の活動を展開することを密かに思っていたが、スタッフの皆さんから「今年も同じスタイルで」となり、9年間の写真を集めたりPCの奥の方にしまい込んだモノを探し出してはめ込んだ、昼前になってやっと出来上がったが、?と思うところがあるがここらで手を打つことにしよう。

 

午後1時30分から開講の「田んぼの生きもの」12時から準備に取りかかり、行事が重なる日曜日、どのくらいの人が来てくれるのか ・ ・ ・ 開演直前には席が埋まりなんとか形がついた。講師は町内の信濃公害研究所の宮沢誠氏とT社員、パワーポイント組み立てられた講演内容は緻密で且つ地域に密着した写真を多用しており興味深く聞くことができた。

会場には小中学生が多く来てくれる事を願ったが、この季節に「田んぼの生きもの」と云うのに少々興味が湧かなかったようだ。冬場にこの講座を開くのは夏に田んぼに入るときの予備学習とする意味がある。その点は大人でも地域の自然環境に意識を持っている人が多く来てくれたのが嬉しい。

「農地水保全管理支払」と云う農水省の補助事業なのだが、その中に「農村環境の保全」という課題がある。また、この事業は農業者と非農業が協働で地域を守ることが必要だとされていることで、今日のように老若男女が集まり、様々な考えを持つ人が意見を出し合うのがよいことだと思う。この先平成28年度までつづく事業だが、役員の選出も課題が残る。今日の講習会が成功裏に終えたことが俺たちスタッフの幸いでもある。

コメント
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