田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

立春を過ぎると 冬が愛おしくなる 天邪鬼

2013年02月05日 | 日記

2月5日(火)   晴れ  雲が多い生暖かい一日 夕方は湿り気のある風

各地区で作業が行われた日報が届けられ費用弁償の計算書に数字を打ち込みながら午前中が過ぎた。

PCばかりに夢中になるよりも、同時にやることはないかと探すと、昨年10月に畑のバジルをオリーブオイルに漬け込んだままになっていた。こいつをコーヒーの濾紙で漉してビンを入れ替える。オリーブのオイルは粘度が高いが、漬け込まれたバジルによって余計にトロッとしている。濾紙と透してビンに落ちるオイルは限りなく透明にちかい黄金色に変わっている。これを熱々のPizzaにかけても好いし、ベーコンのパスタにも合う。我が家で多く使われるのは、朝食のフランスパンに着けるのが美味いのだが、これには欠かせないのがヒマラヤの岩塩だろうか。

午後3時にひと息いれようと外にでると、寒暖計はプラス1.5℃と表していた。暖かい。雪も南側は殆ど溶けているが地面は枯れ草に覆われみどりはその下にある。井戸から流れでる水も温み、真冬の流れと同じ温度とは思えない。冬には丸みが見えなかった流れも春の陽の光を鏡のように変えていた。

東側のドッグランのフェンスに絡まった唐花草、夏には明るい緑だったが姿を変えずに冬色に変化している。唐草模様の原点とも思える絡み方が可愛い。太陽も薄い曇に光を押さえられているが、岩の上に張り付いた伊吹麝香草、春から秋までピンクの花で岩を覆うが、厳寒の裏山との境では若葉は枯れることなく葉を赤くして太陽の光を受けている。伊吹山の岩の上でも同じようにシモヤケのように赤い葉で陽を受けているのだろう。

 確実に春が近づいている

畑では寒さに黒くなった蕗の葉が新芽を包んでいた

太陽は1日1分早く顔を出す

冬が名残惜しくなる 天邪鬼

コメント
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