田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

散歩 目的はあるが景色の魅力に惹かれる

2013年02月09日 | 日記

2月9日(土)  晴れ   冷たい風  雲が広がる

風の冷たい午後、それでも朝よりは暖かさを感じる。この正月に心したのは週に3回は散歩をすることだが、雪に降られたり、出かけることもあればのんびり散歩と言う分けにはいかない。

午前中に少しだけヤッツケ仕事を済ませ、午後は薪運び以外は特に差し迫ってることはない。ならば、散歩と云うことでカメラを手に歩き出したのはいつもと反対向き、公園の前を歩き山に入る通を選んだ。

この通はいろいろな山野草が見られるところだが、この季節では期待できない。僅かにドライな姿で姿を表したのは花の名前は知るところではないが風情がある。また、土手の脇に在った花は秋にルリ色のベル状の花を縦の軸に沢山着けるトリカブトと思われるものがあった。

急な坂を登り切る手前では鹿が土手を上るのに崩している。このような処は春先の激しい雨には土手の上の土が流され、溝の幅も広がり土砂が流れて水路まで埋めることがある。鹿の頭数が増えることが原因だがフェンスも保守した脇が壊されて鹿道ができているの数カ所ある。

集落を見下ろすところに来ると右手には浅間山を遠望し、眼の前は蓼科山から流れる水路が集落の下をサイフォンでくぐる入口がある。この時期でもガバガバと力強い水の音がしている。農業用水は末端の水路が凍結で破損するので止められているが、八重原地区では水道用水になっていることで、冬でも水が流がしているのだと聞いた。ここを過ぎるとあとは俺の好きな通が三方に別れる。どの通を歩いても景色もよいし山野草が多いところだが、今日は静かな下り坂を歩いた。山陰では長靴が埋まるほどに雪の吹きだまりが溶けずにある。動物たちは身軽に足跡を雪の表面に残しているが、俺は大きな穴を足跡として残す。 

 歩数計を持たないが家に戻ってみると2時間も歩いたことになる

寒くてもこの季節の散歩は、日常とは違ったことが見えた

コメント
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