田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

春の空 外れる天気予報

2011年04月07日 | 日記

4月7日(木)  曇り    寒くはない  青空がかすめる午後 

昨夜遅く不気味な音が響いた。ドサッという音とガラガラと言う音が混ざった表現しにくい音、しかも、腹の底に響くような音だった。裏山でも崩れたのだろうか? 冬には凍結している地面も春の暖かさで緩み、崖を形成している珪藻土は緩み崩れやすくなっている。

リサイクル瓶を出しに行くときに西側の下やに積んだ薪を見て、昨夜の音を思い出した。昨年秋に積み替えた薪の乾燥が進み徐々に緩んできていた。積み上げるときにはしっかりと組み合わさるように重ね、ビクともしないようにしてあったが、冬の乾燥期に木が縮んだ結果だろう。何れは積み返さなければと思っていたが、崩れることも想定してプラスチックの如雨露などはつぶされないように場所を移しておいた。

午前中は町の障害者支援施設が「就労支援b型施設」となり、その開所式がある。その時間までは少し間があるので新聞を読んだりして過ごしていると、SalaとAlgoがひとしきり騒ぎ回っていたが、急に温和しくなった。

彼らの関係は不思議なもので、うなり声をあげながら走り回ったあと、器を並べて食事をしたり、一つベッドでひっつき合って寝ていたりする。ちょっかいを出すのは必ずAlgoの方で、彼はこの頃自我が芽生えてきたのか、食事を残してもSalaが近づくと猛烈にダッシュして追い払うようになっている。

こんなに狭いところでひっつき合う必要はないのだが ・ ・ ・

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鶯の初啼きを聴き 薪作りで一日を過ごす

2011年04月07日 | 日記

4月6日(水) 快晴    雲一つ無い晴れ 温かく 昼間は初夏のよう

朝飯前に鶯が啼くを耳にした。今年初めて耳にするホーホケキョとは聞こえない初啼き。少し前まで裏山との境のクマ笹をチッチッ チッ と地鳴きをしながら動き回る姿をみた。

鶯が啼くと一斉に花が咲き出す季節となるが、その鳴き声もしっかりと自己主張をするホーホケキョと聞こえるようになる。それと時を同じくしてストーブの薪作りに専念しなけばならない。12月から3月末までに薪の材「リンゴの木」を運び込む。そして、梅雨に入るまでに長い木を薪のサイズに切り、太いものは手のひらの太さに割る。細いと言ってもjの右腕部くらいの太さまで、枝先の細いのは火力が強く、真冬にストーブに点火するときは直ぐに温度が上がるのでありがたい。

午前中2回刃を研ぎながら作業をするが、刃を研ぐと言う作業は精神を統一して儀式的なものとしている。原始信仰ではないが数十年間リンゴを実らせた木を薪にさせてもらう礼儀のようなもの。3.2㎜の棒ヤスリを使い、フリーハンドで研いでいく。これには便利な治具がるが、手首の角度、ヤスリを握る指、しっかりと精神統一できていないと切れが悪くなる、まさに神業なのかもしれない。

今日の予定では薪を放射状に並べてそれを積み上げていく。2m位の高さまで積みあげたものを2本作る予定だったが、そこまでは到達できなかった。この枝の木を片付けると次には太い幹の部分に取りかかる作業となる。

 梅雨に入るまでに全ての作業が終わる予定になっているのだが ・ ・ ・

 

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芽吹き前の冬芽、樹皮までも食す鹿の強欲

2011年04月05日 | 日記

4月5日(火)  温かい 山菜も顔を出すほどの暖かさ

外の気温は初夏を思わせるほどの暖かさ、家の中よりは外の方が温かいという、今時の気候、冬感覚では家の中はストーブの温もりが常にあることから、外は寒いと言う観念が染みついてしまっている。

庭の外れ、畑と言いたいところだが、ほったらかしの山との境に有る、タラの新芽が出ているかと見に行って驚いた。タラの木には鋭い棘が有る。その棘の生えた樹皮を剥いで鹿が食ったらしい。また、先端の芽も囓り取られたように乾いた木の芯が無残な姿を見せている。この辺りは数本のタラの木があるが、背が高く3m近くなっているものを除いて全ての木が同じように鹿の食害にあっている。

タラの木は我が家にあるものより裏の山には立派な木が沢山有るが、それにも関わらずにここを選んで食い荒らすのは何故だろうか?少し前に顔を出したばかりの蕗の薹もほとんどが鹿に頭を囓られているが、こんなに苦いものまで彼らは好んで食うのだろうか?

春の暖かさにウキウキする気分だが、獣の食害を見てしまってはそういう気分も吹っ飛んでしまう。玄関脇のプランターで冬中寒さに耐えた西洋スミレが色の種類を変えて咲き出している。植えたときには濃い紫や黄色だたものが、薄いブールの花びらを見せている。これはどこかから種が飛んできたのか、それとも隔世遺伝で違う色が姿を現ししたのだろう。

まだまだ花の数は少ないが、明日は今日以上に温かくなるという。

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次の冬のことを考える 薪材運び 薪作り

2011年04月04日 | 日記

4月3日(日) 晴れ   霞がかかる春の装い   温かい

昨日に続きりんご園からの薪材運び、今日運ぶのは少なく、一往復で済んだ。1回で終わりだからとムリをして沢山積み込んでしまったが、登り坂は前が浮くようになり、ハンドルが軽くなってしまう。

積み残したのは掘り起こした根の部分でこれを薪にするには相当な力を必要とするので辞退申し上げた次第だ。

Kさんのりんご園からは浅間山と蓼科山が見えるが、今日は霞がかかったように見えるのが花粉のようだ。俺は花粉症ではないが、相変わらず予備軍であることは間違いない。この季節外での仕事をすると鼻水が絶えないが、これも入ってきた花粉を防除する意味があると鄭重にティッシュでぬぐい取るのだが、鼻の下が赤くなっていけない。

午後からは運び込んだ薪材を整理するする作業、昨年暮れに積みあげたログタワーが地震の時に下の台がゆがんだままになっていた。これは電線を巻く糸巻きなのだが、中のボルトだけで保っていたようで積んであった薪を下ろすと更にひしゃげた形になった。立てにしてみると支えていた板がぼろぼろとおち哀れな型になってしまった。

 これは数日前にUPしたものだが、崩れてから片付けるのは作業に手間取るので積み替えることにした。

 こんどは地面から直に積み上げることにして、一回り大きなものとした。秋までの自然乾燥を狙っているのだが、2mくらいまで積み上がったら雨よけの屋根でも付けてやろう。

細い枝でも腕くらいまでの枝はチェンソーで40cm前後に切り分ける作業を夕方まで目一杯の作業、リンゴの木の有りがたさを実感する。

西日が差す頃になると浅間山もくっきりと姿を見せ始め、春の残り雪がいろいろな型を見せてくれる。少し前は正面にオットセイが向かうように見えたが、いまでは“北斎の波しぶき"ってとこかと勝手に想像するのが楽しい。 

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熱源を原発や化石燃料から脱却しようと言うわけではないが

2011年04月02日 | 日記

4月2日(土) 晴れ 温かいが花粉も相当飛んでいる 午後からは風が冷い 

「3月の4週目には剪定が終わり消毒に入るからその頃までに薪に必要な樹を採りに来てくれ」と電話がかかってきたのが、先月の23日ころだったか? 年度末の気ぜわしさと会議の段取りなど、遅れた言い訳はいくつでも出てきそうだ。

今回の原発自己で無駄な熱源は控えようと世の中がシフトしているが、我が家は暖房を薪に頼っている。頼っていると言っても本格的な冬になればのことで、秋と冬の間、春と初夏のあいだなど簡便な手段スイッチを押すだけで床暖の石油に火が付くようになている。

既にリンゴの樹を運び込んぶ作業はUPしているが、今回のKさんのりんご園が沢山の樹を提供してくれ。朝9時はりんご園に着き、太い樹から積み込み上に枝の部分をのせる。

 

積み込むのは時間もかからないが、家もでは運んできて下ろすのに時間がかかる。一往復して1時間半の作業となり午前に2回、午後に3回運び込んだ。普段あまり筋力活動をしていないので、一日5往復持つかと内心心配をしていたが ・ ・ ・ これだけの薪材お提供してくれる感謝の心が筋肉に勝っていたようだ。

  

5回目を積んだときにまだ残っているのがある。「今朝消毒した下の畑は、明日した方がいいよ」とkさんの息子さんが言う。積み残しと別の畑のものは明日の作業に回す。今晩の筋肉通がどこまで作業を決断させるかは身体次第だろう。

 

 

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