物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学ミニマム(電気電子工学科ミニマム)

2005-12-22 17:28:01 | 数学

http://www18.ocn.ne.jp/~yano.t/minimum.pdf

これは私が愛媛大学工学部に勤めていたときにつくった数学ミニマムです。利用をしてください。しばらくは改定できませんが、もしご意見があればどうぞご遠慮なく申してください。

それと線形代数の分野があまり書いてありません。これは計画としてはそれを独自に別のものとして作るべきだと思っていたからなんですが、それにしても時間がないのです。

(2017.9.1付記) この電気電子工学科ミニマムはインターネット上に今では存在しない。私のつたないホームページがなくなって久しい。これがどこかに再開できる見込みもまったくない。

もしか、この内容に関心のある方は1冊を国会図書館に私が納めてあるので、それからのコピーをするとよい。私の手元にもこの冊子は2冊ぐらいしか残っていない。

愛媛大学の関係者なら、電気電子工学科の工学部6号館の8階の事務室に数冊の冊子が残っているとすれば、無料で分けてくれるであろうか。もっともすでに廃棄処分になっているかもしれない。

この冊子はいわゆる「アンチ公式集」を意図したものだから、ある意味では必要最小限の内容しかない。こういう冊子を編むというような暇人は今の忙しい大学ではほとんどあり得なくなってしまったのは残念である。


4次元の球の体積

2005-12-22 16:50:52 | 数学

やっと4次元の球の体積を求めるエッセイを仕上げた。細かな修正はこれからゆっくりと行うつもりである。下書きはもうかなり前につくってあったのだが、でもやはりエッセイに仕上げるとなると面倒であった。これはほとんどTEXでの入力の手間ということになる。

まだTEXには十分慣れたとは言いがたい。特に面倒な式を入力してみてはこれはいかんなということで手直しをしている。
やれやれ。

面倒な計算は主にヤコビアンの計算である。杉浦光夫著の「解析学」の本に一般のn次元の計算があり、これも今後のエッセイのテーマだが、その中でやはりn次元のヤコビアンを推測するところを実際にやってみるのというのが、私のテーマです。なんでも人から与えられたものの追認ではなく発見的に納得していくためにはどうしても手を動かす必要がある。

こういうのが自分の性格なんだが、因果なものです。