朝、散歩に出かけた。妻がすでに数日前に散歩を経験していて、それで誘われたのだ。なんでも一人でするより二人と人が多い方が楽しい。ということで一緒に出かけた。平和通を上一万から西に向って歩き、城山が切れたところで、右に折れて税務署の傍を通って堀の内に入る。芝生の間の道を通って東堀端へ。
ところが途中で腰が痛くなって公園内のあずまやのベンチで一休みをした。これは私が肥満のために少し歩いたり、立っていたりすると腰に負担がかかるからである。5分か10分休んでようやく立ち上がる。それからは一番町を通って、一息に仕事場へと帰ってきた。1時間とちょっとの散歩である。
今回の散歩で気のついたことがある。平和通の電柱はなくなり、街灯が整備され、歩道と自転車道とも分離されている。また、小さな句碑が数十メートル毎に立っている。それも大抵は子規の句である。観光松山の面目躍如としている。もっとも普通の観光客はここまで脚を運ばないだろうと思われる。だから、これは市民のためのサービスなんだろうか。
私にはまだ句碑巡りをするような暇な時間はないが、悠々自適の生活を楽しんでいる人ならば、この平和通の句碑巡りをするのは一興であろう。往復数キロの平和通の両側の句碑はなかなかよい。