物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ブログを書くタネを

2025-03-10 08:33:46 | 本と雑誌

ブログを書くタネをつい先ほど思いついていたのに、今は思い出せない。こういうことが私にしばしば起こる。だから、このブログを書くテーマが数日前にいくつも思いついていたからと言って、今日それについて書こうと思っても、それについて全く思い出せないなどということは日常茶飯事である。

要するに「ブログを書くタネを貯金する」みたいなことがほとんどできないのだ。老齢になってくるとこれはどんなに頭のいい方でも誰でもそういう経験をするのだろう。

優れた学者でも場合によっては認知症になる方もおられると聞く。名前は伏せるが、統計物理で世界的に有名だったある物理学者も認知症になられたとも聞くし、これは数学者の中にもそういう方がおられるとも聞く。

これはある程度生まれつきであるから今のところ仕方がない。この著名な数学者の方もお弟子さんもたくさんおられる方であるし、彼の著書は優れたテクストだと言われているが、しかたがない。このようなことを書いている私だっていつ認知症が発生するかもしれないのだ。こればかりは認知症の予防策があるのかないのか知らないが、いまのところ防ぎようがない。

身内にも認知症になった私とほぼ同年の者がいる。認知症は最近ではその進行を遅らす薬も出ているとか聞くが、それを治すということまで医学はまだ進歩していない。もっとも治るのがいいのかどうかはちょっと個人的には疑問に思わないでもないが。

ただ、認知症だからといって記憶はなくなっても感情等がなくなるわけではないらしいので、そういう人を邪険に扱わないでほしいというのが私の現在の心境である。

 

 


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