TEDで先日ガン研究に新しい視点を持ち込んだ中東出身の女性研究者が講演していた。
よくはわからなかったが、ガンが増殖するためには細胞の膜とかがぐちゃぐちゃになっているとかで、もし細胞の膜をきちんとしたものに取り換えるとガンの増殖が止まってしまうというような研究らしい。
それで、私の知りたいことは以前から問題になっているエピジェネティクスとの関係である。大きな意味でのエピジェネティックスの研究分野に入るのかそれともそれとは違った観点の研究なのかということが知りたい。
遺伝子ですべてのことが決まってしまうが、それでも遺伝子の発現を抑える機構があり、遺伝子そのものは変わっていないが、発現を抑えることがあったりなかったりする。そのことがエピジェネティックスで解明が進んできたという風に理解をしているが、それ以外にも新しい観点がありそうである。
細胞生物学の研究をしていて、ガンの発生メカニズムに関心がなかったが、それがガンの発生メカ二ズムに寄与しつつあるという風に私には聞こえたが実際のところはどうなのであろうか。
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