アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ミズキ(水木)に青い実

2013-05-22 | 大堀川周辺の動植物

大堀川の斜面で真っ白な花を見せてくれたミズキ(水木)に実が出来はじめた。
花が真っ盛りの頃は、様々な種類の昆虫のレストランになっていたが、
この沢山の実がみのる頃は野鳥のレストランに変身。
特にヒタキ類の仲間がホバリングしながら独特の実の食べ方を
するそうなので、ぜひ見たいと思う。
実が全部なくなると、黄葉が始まる。
芽吹きから葉が落ちるまで、何回も楽しめる樹木だ。

ミズキ科ミズキ属
2013年5月19日













↓ こんぶくろ池自然博物公園の巨大なミズキも実が出来はじめていた。
白っぽく花のように見えるが、全て小さな実の集合。
2013年5月8日














ノイバラ(野茨・野薔薇)の花満開

2013-05-21 | 大堀川周辺の動植物

大堀川の斜面のあちらこちらに、ノイバラの花が満開。
ノイバラは落葉性のつる性低木。トゲが多い。
苅込に強くすぐに根元から萌芽し根絶は難しい。
秋には真っ赤な実が熟す。

バラ科バラ属
2013年5月19日

↓ ノイバラの花。径2cm位で花弁5枚、雄しべは多数で黄色。












↓ 遊歩道から対岸のノイバラを見る




↓ 遊歩道側のノイバラ




↓ ノイバラは他の植物に寄りかかってのびるので、
大きな木と共に成長して開花


参考サイト 松江の花図鑑 ノイバラ



葉緑素を持たないヤセウツボ(痩靫)の花

2013-05-21 | 大堀川周辺の動植物

大堀川の草地で、初めて撮ったヤセウツボ(痩靫)。
ヨーロッパから北アフリカにかけてが原産地。
1年生草本で寄生植物なので、葉は鱗片状に退化して、
葉緑素はなく、褐色の腺毛が密生。
寄生主にはマメ科、セリ科、キク科など。
大堀川では、アカツメグサが群生しているので、これに寄生。

ハマウツボ科ハマウツボ属
2013年5月19日

↓ ヤセウツボ(痩靫)は、アカツメグサの群生の中。










↓ 葉緑素がないので全体的に褐色。腺毛が密生。唇形花。


↓ 周りにはアカツメグサの群生がある。







参考サイト 国立環境研究所 ヤセウツボ

  




ヤナギハナガサ(柳花笠)の花

2013-05-20 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池斜面の草の中から背の高いヤナギハナガサが
数本飛び出すように咲いていた。
アレチハナガサといまいち区別がつかない。
アレチハナガサは、茎の頂きでさかんに分岐して
長さ2~3cmの穂状花序を多数つけるそうだ。
今回みた花はそれほど、分岐しているようでもないので、
ヤナギハナガサと思った。

クマツヅラ科クマツヅラ属
別名「タチバーベナ、サンジャクバーベナ」
2013年5月17日



↓ 花は先端が5裂した長さ1cmほどの筒状花










参考サイト 松江の花図鑑 ヤナギハナガサ

松江の花図鑑 アレチハナガサ





キツネアザミ(狐薊)の花

2013-05-20 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池斜面で、初めてキツネアザミ(狐薊)を撮った。

キツネアザミはアザミに似ているが、トゲがないことを、
人をだますキツネに見立てたのが名前の由来。
水田に多く、稲作文化とともに渡来した史前帰化植物。
ロゼットで越冬し、早春から茎を伸ばし、開花するとまもなく結実する。
種子で休眠して夏を過ごし、秋に発芽する。
以上ヤマケイポケットガイド野の花より。

キク科キツネアザミ属
2013年5月17日

↓ キツネアザミ。スイバやコウゾリナと混生している。




↓ キツネアザミの花は大きさ2.5cm位。茎の先で枝を出して一個ずつつく。
花弁は筒状花のみ。












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コウゾリナ(顔剃菜・剃刀菜)の群生

2013-05-19 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池の土手(斜面)や遊歩道周辺には、
アッと言う間にコウゾリナ(顔剃菜・剃刀菜)が群生。
アカツメグサやヘラオオバコなどと一緒にあちらこちらに群生していた。

名前の最後にナがつく植物は食べられる場合が多いそうだ。
根生葉や若い茎は天ぷらにするとざらつき感がなくなる。
以上ヤマケイポケットガイド野の花より。

キク科コウゾリナ属
2013年5月17日

↓ 大堀川防災調整池の下流側から遊歩道におりて、最初の橋の手前に大きな群生。




↓ 水辺の近くにも群生




↓ TX高架前の橋手前の群生




↓ コウゾリナの花、舌状花多数。
茎にも咲き終わった花にもトゲ

↓ ツボミにも茎にも剛毛


↓ ツボミ多数と開花直前の花、剛毛がみえる


↓ 咲き終わった花にも剛毛が

↓ 急蜜する??蜂



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参考サイト 松江の花図鑑コウゾリナ



アカツメグサ(赤詰草)の群生

2013-05-19 | 大堀川周辺の動植物

大堀川防災調整池が一般公開されて、2週間。
遊歩道周りも植物が元気に成長。
その中でも、アカツメグサの群生は見事。

マメ科 シャジクソウ属
別名「ムラサキツメクサ(紫詰草)
撮影2013年5月17日

↓ 大堀川上流を見る。正面につくばエクスプレスの高架

↓ 大堀川下流








↓ アカツメグサの花
葉のわきに球状につく。花びら5枚(蝶形花)。大きさ1.3~1.5cm。


↓ アカツメグサの葉は三出複葉で小葉には逆V字の斑紋が入ることが多い。


↓ 咲き始めのアカツメグサ


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マユミ(真弓)の小さな花

2013-05-18 | 樹木

近くの保育所に植樹されたマユミ(真弓)に小さな花が満開になった。
本年枝の葉より下の芽鱗根のわきから集散花序を出し
緑白色の小さな花を1~7個つける。

ニシキギ科ニシキギ属
別名「ヤマニシキギ」
2013年5月17日

↓ マユミの花
一つの花は直径約1cmの4弁花、雄しべ4個。
雄しべは緑色の花盤の上につく。
花柱は長短の2タイプある。
この花は花柱が長いタイプで雄しべが短い。
花柱が短いタイプは雄しべが長い。








↓ マユミの若い葉


↓ マユミの全形


↓ 2012年11月13日撮影のマユミの実






↓ 2012年8月8日撮影のマユミの青い実


2012年11月のブログ マユミ(真弓)の赤い実

2012年8月のブログ マユミ(真弓)の青い実







ツタバウンラン(蔦葉海蘭)の花

2013-05-18 | 大堀川周辺の動植物

大堀川近くのマンション駐車場植え込みに群生している
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)。
初めて気づいたのは、昨年12月だったが、周りの植物が
枯れ始めているのに、青々と元気だった。
今年は、昨年より更に広い範囲に繁茂しているようだ。
ヨーロッパ南西部や中部生まれの帰化植物。
日本には大正元年(1912)に観賞用として渡来。

ゴマノハグサ科ツタバウンラン属
別名「ツタカラクサ(蔦唐草)」
2013年5月13日



↓ ツタバウンランの花は
唇形で径10mm。上唇は2裂し先端は丸く、下唇は浅く3裂
中央に黄色で2本の隆起物がある。










↓ ツタバウンランの花冠の後側には距


参考サイト 国立環境研究所侵入生物データベース ツタバウンラン

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アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)の花

2013-05-17 | 大堀川周辺の動植物

大堀川草地で遊歩道に沿ってアカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)が
群生して開花。
江戸末期にアメリカからの帰化植物。
名前の由来は、午後遅くに開花して艶っぽい花色を持つことから。

アカバナ科マツヨイグサ属
2013年5月13日





↓ 根元で良く分岐して茎は放射状に伸びてすぐ立ち上がる。


↓ アカバナユウゲショウの花は
花弁4枚、雄しべ8本、雌しべの先は4つに分かれて十字状になる。
この花は、雌しべの先がまだ開き行っていなう。


↓ この花は花弁5枚ある
雌しべの先が二つに分かれたが、まだくっついている。


↓ 雌しべの先が4つに分かれて、十字状になった。






ヘラオオバコ(篦大葉子)の群生開花

2013-05-17 | 大堀川周辺の動植物

大堀川草地では、ヘラオオバコ(篦大葉子)が開花。
あちこちにロゼット状の株からスッと花穂を伸ばして開花。
ヘラオオバコはヨーロッパ原産で幕末に渡来したらしい。

オオバコ科オオバコ属
2013年5月13日

↓ ガードレールに沿って群生して咲く




↓ ヘラオオバコの花。雄しべが目立つ


↓ 下に見える褐色のものが花弁、外に飛び出しているのが雄しべ、細く白く見える雌しべ。


↓ 細い白い雌しべが伸びている


↓ 雌しべからノギのようなものが伸びている。
花穂の下の方には種子が出来ている。


↓ ロゼット状の株から花穂はツボミのまま立ち上がる


↓ 若いロゼットの群生




↓ フェンスに沿って群生しているヘラオオバコ




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モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)の花

2013-05-17 | 大堀川周辺の動植物

大堀川草地や、畑の荒れ地でモモイロヒルザキツキミソウが群生して開花。
ヒルザキツキミソウは花色が白だが花弁が桃色なので桃色昼咲き月見草。
マツヨイグサの仲間では珍しく昼間に開花する。

観賞用に栽培されたものが野生化したそうだ。
月見草は宵待草と同じ意味だが、日中さいているので、昼咲きツキミソウ。
ヒルザキツキモソウの果実は水にぬれた時に裂開し、乾くと閉じる。
種子は雨滴で散布される。これは、ユウゲショウも同じ。
(農村教育協会「形とくらしの雑草図鑑」より)

アカバナ科マツヨイグサ属
2013年5月13日




↓ 開花直後のモモイロヒルザキツキミソウ、雌しべ1本雄しべ8本。


↓ 雌しべの柱頭は十字状に裂ける。




↓ 縞々模様の綺麗なツボミと、開花直後の花と、しぼみ始めた花


↓ そろそろ開花か。




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ユリノキ(百合の木)・ハンテンボク(半纏木)の花開花

2013-05-16 | 樹木

がんセンター前のユリノキ並木に、花を確認した。
木の丈はかなり大きくなっているが、花をつけている木はまだ少ないようだ。
見上げると、径5~6cmのチューリップのような形の花が目を引く。
半纏のような形をした葉も緑が鮮やかで目立つ。
北アメリカ原産の落葉高木。
モクレン科 ユリノキ属
別名「チューリップツリー」
2013年5月15日午後12時半ころ

↓ ユリノキの花
花被片は9個、外側の3個は緑白色の萼状でほぼ水平に広がる。
内側の6個は花弁状で黄緑色を帯び、基部にオレンジ色の斑紋がある。
雄しべは線形、雌しべは円錐形の花床に多数つく。












↓ 下を通る人と比較


↓ ユリノキ並木。
右側に小さくみえる竹垣内がこんぶくろ池自然博物公園


エゴノキの花満開

2013-05-15 | 樹木

昨年はうっかり撮り損なってしまったエゴノキの花が満開になった。
この木は、駐車場に植えられているが、雑木林の林縁に、普通に生える落葉小高木。
美しい花に似つかわしくない名前は、果皮がえぐいことに由来。
えぐみはエゴサポニンという成分の味。
ここのエゴノキには有名な虫コブ「エゴノネコアシフシ」がない。
アブラムシによって作られるそうだが、そのうち見られるようになるかな?

エゴノキ科 エゴノキ属
別名「萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ)」
撮影2013年5月13日





↓ 今年のびた側枝に1~4個の花をつける




↓ エゴノキの花は、花冠が深く5裂し、雄しべ10本花柱は雄しべより長い。




↓ ツボミも可愛い。萼はコップ状。


2011年5月13日の エゴノキの花




バイカウツギ(梅花空木)の花

2013-05-14 | キママ日記

娘の友人から新築祝いに頂いたバイカウツギ(梅花空木)が
今年も沢山の花を付けた。
ウツギの名があるが、花びらや萼が4枚(ウツギ属は5枚)等の特徴から
バイカウツギ属に分類される。
花びらに丸みがあり、花が梅を思わせることから命名。
開花から散り始めるまでを記録
ユキノシタ科バイカウツギ属

2013年4月28日
花は3分咲き?可愛い蕾が沢山






↓ 2013年5月3日、満開になった。


↓ 2013年5月11日、花弁が落ちて、果実が見え始めているものが多い。












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