Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

日本桜草~宿木

2016-06-03 | 山野草

古典園芸植物としての日本桜草、名品の1つ「宿木」(やどりぎ)です。
 
4月中旬の咲き始めの花です。 花色が表と裏で違います。
 

 
細い花茎の先に次々と蕾を開いていきます。


 

4月末には、ほぼ咲き揃いました。


 
葉の色とも調和し、 
 

 
花の裏側は濃い桃色です。 
  

 
凛とした姿を維持して、5月に入っても咲き続けました。 
 


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春の椿(10)~単色の4種

2016-06-03 | 花木

鉢植えのツバキで、白花・紅花・桃花、の4種です。
 
肥後椿は、江戸時代から熊本藩で育成されてきた品種群で、一重大輪・梅芯が特徴です。
(椿のほかに、山茶花・シャクヤク・花菖蒲・菊・朝顔など、肥後六花と呼びます)

今年咲いた1鉢は、一重白花の「満月」です。
(白地に紅覆輪の「王冠」という品種は今年開花しませんでした)
 

 

 
もう1鉢は、一重紅花の品種不明品です。
肥後系の特徴の一つが梅芯咲きで、雄しべが梅の花のような見事さにあります。
 

 
全開すると大輪ですが、水切れで花弁を傷めてしまいました。 
  

 
次は、「無音の雪」という品種で、ヤブ椿から選別された島根県松江の椿です。
淡桃色一重、筒シベで抱え咲き小輪で、全開はしません。
 

 

 
4種目は、「太郎冠者」(別名・有楽)です。
 

 
桃色一重中輪で、筒咲きからラッパ咲きです。
この実生から、ワビスケ椿が生じたと考えられています。
 

 

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