食虫植物の「ムシトリスミレ」はタヌキモ科で、根元に数枚の葉をロゼット
状に広げて、葉の表面を粘液を付けた腺毛で覆い、補虫して消化吸収します。
日本の高山にも分布しますが栽培はできません。
ホームセンターで入手した本種は、「ピンギキュラ・プリムリフローラ」という
北米原産の品種と思われます。
5月上旬、ロゼット葉の中心から花茎を伸ばし、
10cm程伸ばした先端に1個の花を開きました。 淡紫の八重咲き種です。
小鉢に生きたミズゴケで植え、
増殖して今年は5個の花を着けました。
5月下旬、最初に開いた1花茎を切除、残る4花が6月初めまで咲いていました。
丈夫な普及種ですが、冬は無加温の納屋で越冬させています。