Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

キョウガノコ(京鹿子)

2016-06-21 | 山野草

キョウガノコ」(京鹿子)は、古くから栽培されている園芸品種で、自生は
見られないそうです。 葉と花のバランスが和風の雰囲気で、シモツケ草に似て
いますが葉形が違います。(京鹿子とは京都で染めた鹿の子絞りのこと)

5月末、ピンクの綿を被ったような花を咲かせました。 
 

 
6月上旬、縞ススキの間から漏れ来る朝日を受けて、 
 

 
小さな花が輝きます。 
 

 
切れ込みのある掌状の大きな葉、線状のススキ、緑の中にフワッとしたピンク花、 
 

 
つぶつぶで、小さな花を密生させて咲かせています。 
 

 
クローズアップで見ると、長いオシベを伸ばしたピンクの4弁花の集合体です。 
 

 
午後にも少し直射が当たる時がありますが、朝の木漏れ日の中で見るのが一番です。 
 

 
ナンテンの下草として植え、東のススキが繁茂し、南のハナミズキも成長してきた
ので、キョウガノコの環境が日照不足となり、花茎が2本しか出なくなりました。

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紅花ヤマボウシ(2)~紅富士

2016-06-20 | 花木

ヤマボウシの自生種は白花ですが、これは「紅富士」という園芸種です。
同じ紅花品種の「サトミ」と比べて、葉も苞も細長いのが特徴です。
 
5月12日、花弁に見える苞片が、緑から赤く色付いてきました。
 

 
5月20日、「サトミ」より多くの花が樹冠を中心に、咲いています。 
 

 
中心の緑が、花の集合体です。 花びらに見える苞が細長く、先がとがっています。 
 

 
5月22日、青空の下、樹冠を見上げて陽に透かして見ています。 
 

 

 
5月25日の花姿、
 

 
5月30日です。 年々樹が成長してきました。
 

 
5月31日、玄関通路入り口の2本の紅花ヤマボウシを、北から南へカメラを向け
ました。 手前が「サトミ」で、その右奥が「紅富士」です。
 

 
花が散り終えた現在、緑の果実が残りました。
秋には赤く熟し、食べることもできますが、まだ利用したことがありません。
 
 
 

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ミヤコワスレの花

2016-06-19 | 山野草

ミヤコワスレ」(都忘れ)はキク科の多年草で、ミヤマヨメナの園芸品種です。
名前の由来は、鎌倉時代の承久の乱(1221年)で、佐渡に流された順徳上皇
に由来します。 
 
庭の2か所に植えましたが、自宅東側軒下では数年の内に消えてしまい、
リンゴの樹下に植えたものが、今年も咲いていました。
 

 
5月上旬から6月初めにかけて、桃花の「浜乙女」です。 
 

 
樹木の茂り具合で、朝日が少し当たり、日中はほぼ日陰です。 
 

 
隣は、白花の「白馬」という品種です。 
 

 

 
淡青色の「青空」です。 
 

 

 
(付け足し)
昨年ブログアップせず、今年は咲かなかった濃い青紫花の「江戸紫」です。 


 
 

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紅花ヤマボウシ~サトミ

2016-06-18 | 花木

ヤマボウシ(山法師)はミズキ科の落葉高木です。
基本種は白花ですが、紅花種を2種庭植えしています。 
 
その内「サトミ」という品種は、葉も花も丸みを持っているのが特徴です。 
 

 
花が色づいてきた5月中旬、上が12日、下が13日です。 
  

 
中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の花弁に見える総苞片を頭巾に見立て、
比叡山延暦寺の山法師になぞらえた命名だそうです。 
 

 
ふっくらとした丸みをもった、5月19日の花と葉、 
  
 
 

 
5月20日、 
 

 
5月22日の花姿3枚です。
  

 

 

 
5月30日、花色が 薄れてきました。
 

 

 
上が6月2日、下は6月7日、紅が抜けて白っぽくなり、この数日後にすべて
散り落ちました。 この後は果実が赤く熟し、早い時期から紅葉していきます。
 


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アスパラガスの栽培

2016-06-17 | 家庭菜園

栽培作物の「アスパラガス」は、地中海東部原産の多年草です。
自宅改築し、庭を作り変えて一部を菜園とし、最初の1畝にアスパラガスの苗を
植え付けました。 今年で11年目になります。
  
植付後2~3年で収穫できる株となり、以後10年前後は毎年収穫が続けられます。
 
採れたての自家栽培のアスパラを最初に食べたとき、甘くてジューシーな美味しさ
に驚きました。 

4月上旬、畑地を割って、食用にする新芽が伸び出てきました。 
 

 
今年は表面の土を少し削り取り、堆肥と肥料を撒いて、新土で表面を覆いました。 
 

 
20~30cmに伸びた頃、地際から切り取って収穫します。
下は4月20日の収穫です。 
 

 
その翌日、21日には次の新芽が伸び、採り忘れると伸び過ぎてしまいます。 
 

 
4月29日の様子です。 株の充実のため細めの3本を収穫せずに伸ばしました。
右に、少し遅れて発芽した紫アスパラが2本あります。 
 

 
5月2日、逆方向の居間の方からアスパラの畝を見ました。
ほぼ毎日、収穫ができます。 
 

 
5月23日、収穫せずの茎を伸ばしたアスパラには花が咲いてきました。、 
 

 
5月26日、畝表面にはアスパラと青ジソの実生が芽生えてきました。 
 

 
この日の収穫です。
紫アスパラはアントシアニンを多く含みますが、加熱すると緑色になります。 
 

 
アスパラの花です。 
 

 
雌雄異株で、雌株には丸い実がなり、秋には赤く色づきます。
翌春には、菜園のあちこちから実生苗が出てくるので、それを移植して育てると
3年後から収穫ができるようになります。 
 

 
下は6月2日の収穫ですが、これからも少しづつ収穫が可能です。 
  

コメント (2)
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