Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ハス・碧翠蓮の開花

2016-07-21 | 水生植物

ハス(蓮)はインド原産の多年性水生植物で、「碧翠蓮」(へきすいれん)は
中国蓮系の小型種です。
  
直径30cm余りの睡蓮鉢に植え付け、その鉢をプラスチック容器に入れてあります。
植え替えてないので、根茎や根が鉢の外に出て巻き付いています。 
  

 
開花は諦めていたのですが、6月初め、鉢の外側から次々と花茎が伸び出て、
蕾を膨らませてきました。 
 

 
6月7日、最初の花が開き始めました。 
 

 
朝開いて、昼過ぎには花弁を閉じます。 
 

 
6月8日、白い花弁の先にほんのりと紅がのる爪紅の一重咲です。 
 

 
花の中心部には、少し黄色が入ります。 
 

 
3日目の6月9日、花径10数cmに花弁を広げ、翌日に散りました。 
 

 
第2花は、6月15日から開花しました。 咲き始めは濃い目で、 
 

 
咲き進むと、ほとんど白い爪紅となります。 
 

 
開花4日目の6月18日、第3花の開花を見届け?昼前に花弁を散らしました。 
 

 
第3花のアップ、清楚な爪紅です。 
 

 
咲き終えた2本の花茎の先に残った花托、並んで記念撮影です。
種子が稔ったら、「ハスの実」を食べたかったのですが、その余力は無かったようです。
 
 
 
お盆に向けて、また花茎を上げないかと期待したのですが、無理かな~?
 

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ヤマアジサイ(5)~伊予の薄墨 と 羽衣の舞

2016-07-20 | 花木

鉢植えで小さく育てている、ヤマアジサイ2種です。
 
伊予の薄墨」は愛媛県の伊予地方産で、装飾花の色変化を楽しみます。
 
5月下旬の咲き始めは、両性化は濃紺で装飾花は黄緑色に少し青を置いた感じでした。 
 

 
中心部の両性花が開花するころ、装飾花は青紫色に変わります。 
 

 

 
装飾花にもオシベが着くものがありました。 
 

 
6月中旬、両性花が終わると、装飾花が反転します 
 

 
7月上旬、両性花は種子を稔らせ、反転した花は黒紫から薄墨色となりました。
 

 
次の「羽衣の舞」も四国地方の産で、矮性種です。 6月上旬の咲き始めです。 
 

 
6月中旬、八重咲の装飾花は、白地に糸覆輪のピコティ咲きです。 
 

 
本来は紅色の糸覆輪なのですが、我が家の鉢は青~紫です。(用土の酸度が原因?) 
 

 
6月下旬、装飾花全体が青みを帯びてきました。 
 

 
今日の花色は、反転した表側が緑色で、裏側は紫褐色に変わっています。 
 

 

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ウチョウランの仲間(1)~自生種と白花種

2016-07-19 | 山野草

ウチョウランは、地下に小さな球根を持った、小型地生ランです。
本州・四国・九州の低山の湿った岩場に自生し、地域変異が多いのが特色です。
草丈5~10数cm程で、細い葉を数枚つけ、茎の頂部に花をまとめて咲かせます。
 
2、5号鉢植えのウチョウランは、どこの産地かは不明ですが、30数年前から我が家で
維持されてきた自生種です。 
 

 
普通の花色は紅紫色で、唇弁に濃色の斑紋と距があります。 
 

 
この個体は、花弁が少し波打っています。 
 

 
下から順に開花していくので、6月中旬から7月上旬まで長く咲きました。 
 

 
近年は交配育種によって、園芸化された豪華で丈夫な品種が多く出回るようになり、
自生地は激減して、絶滅危惧種となっているので、この1鉢は何とか維持したいです。

次は、3号鉢植えの白花ウチョウランです。 
 

 
元気よく増殖しています。 
 

 
純白の花弁で、斑紋もありません。 
 

 

 
6月下旬から咲き始めて、一部は現在も開花中ですが、多くは花を終えました。 
 

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金峯神社の流鏑馬神事

2016-07-18 | その他

7月15日、長岡市蔵王1丁目の「金峯(きんぷ)神社」で「流鏑馬(やぶさめ)神事
が行われました。 午後5時からの予定なので、早めにウォーキングしていきました。
 
( 金峯神社の流鏑馬は、1057年ころ、源義家が奥州討伐の勅命を受け、北國街道下降
に際し、朝敵降服を祈願して社前に奉納したと伝えられています。-長岡市HPより ) 
 
神事が始まる10分前頃、境内の一部で待機する馬3頭です。 
 

 
拝殿前で、的持ちなどの係をする地元の氏子などがお祓いを受けます。 
 

 
17時ころから、拝殿内で、射手(寺泊と三条の乗馬クラブ所属2名)がお祓いを受ける
神事が続きます。 背中に着けた赤と黄色の母衣(ほろ)が見えます。 
 

 
17時20分過ぎ、拝殿内での神事が終わって2人の射手が姿を見せました。 
 

 
「稚児舞い」などを奉納した子供たちが、拝殿内から出てきて並んで見守ります。
3頭の馬が拝殿の周囲を巡る、宮回りが行われました。



流鏑馬を行う2頭の馬には、神職が騎乗しています。 


 

 
その後17時40分頃、赤い母衣を着用した射手が騎乗して、神前で的を射ます。 
 

 

 
直後に、参道を駆け下りて、大鳥居前まで185mを疾走します。 
 

 

 
続いて若い射手が、黄色い母衣をなびかせて馬駆けします。 
 

 

 
参道の脇には出店が立ち並び、両側を氏子や見学者の大人や子供がたくさん集まって
います。 
 

 
赤い大鳥居前で、拝殿前と同様に的を射て、参道を拝殿まで駆け上がってきます。
 

 
17時50分過ぎ、黄色い母衣の若い射手が先に(上)、赤い母衣の射手がその後、
 

 
中鳥居を通って、拝殿前に帰ってきました。 最後はあっという間に終えました。 
 

 

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桃・武井白鳳の収穫

2016-07-17 | 果樹

実桃の「武井白鳳」は、酸味が少なく甘い味の早生品種です。
YD苗(矮性台木を使った接ぎ木苗)なので、小型の若木ですが、たくさんの実生りが
あり、すべて背の低い私の手の届く範囲です。
 
晩秋の雪囲いの時、横に伸びた枝が板囲いの中に入らず、業者がバッサリ切り捨てたので
今年の収穫はあまり期待していなかったのですが、以外にも大収穫でした。
 
4月上中旬に咲いた花も、桃色の美しいものでした。  
 
 
 
花後の緑果を摘果後、実が大きく成長し、6月上旬には下のような実生りになりました。 
 

 
6月下旬、緑から黄色に、そして紅が差し始めました。 
 
 
 
その果実のアップです。 
 
 
 
6月30日、収穫間近の実生り姿です。 
 

 
7月初めの 果実です。 
 
 
 

 
次は収穫前日の果実、実の外観が美しいというのが「武井白鳳」の特徴でもあるので、
袋掛けをせずに見守ってきました。
 
隣に植えてあるプラムは、毎日ヒヨドリと競争しての収穫でしたが、桃は毛を密生
させた外皮で守られ、害鳥害虫の被害が全くありませんでした。
 

 

 
7月4日、12個を収穫しました。大きくておいしそうな果実を 選んで、大阪の孫の
ところへ送りました。 
小学1年生になった孫娘から写真入りの礼状が届き、栽培と収穫の喜びが倍増しました。
 
樹に残した果実も自然落果するようなので、採って毎日プラムと一緒に食べました。
自然の恵みに感謝!感謝!
 

コメント (1)
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