ハス(蓮)はインド原産の多年性水生植物で、「碧翠蓮」(へきすいれん)は
中国蓮系の小型種です。
直径30cm余りの睡蓮鉢に植え付け、その鉢をプラスチック容器に入れてあります。
植え替えてないので、根茎や根が鉢の外に出て巻き付いています。
開花は諦めていたのですが、6月初め、鉢の外側から次々と花茎が伸び出て、
蕾を膨らませてきました。
6月7日、最初の花が開き始めました。
朝開いて、昼過ぎには花弁を閉じます。
6月8日、白い花弁の先にほんのりと紅がのる爪紅の一重咲です。
花の中心部には、少し黄色が入ります。
3日目の6月9日、花径10数cmに花弁を広げ、翌日に散りました。
第2花は、6月15日から開花しました。 咲き始めは濃い目で、
咲き進むと、ほとんど白い爪紅となります。
開花4日目の6月18日、第3花の開花を見届け?昼前に花弁を散らしました。
第3花のアップ、清楚な爪紅です。
咲き終えた2本の花茎の先に残った花托、並んで記念撮影です。
種子が稔ったら、「ハスの実」を食べたかったのですが、その余力は無かったようです。
お盆に向けて、また花茎を上げないかと期待したのですが、無理かな~?
鉢植えで小さく育てている、ヤマアジサイ2種です。
「伊予の薄墨」は愛媛県の伊予地方産で、装飾花の色変化を楽しみます。
5月下旬の咲き始めは、両性化は濃紺で装飾花は黄緑色に少し青を置いた感じでした。
中心部の両性花が開花するころ、装飾花は青紫色に変わります。
装飾花にもオシベが着くものがありました。
6月中旬、両性花が終わると、装飾花が反転します
7月上旬、両性花は種子を稔らせ、反転した花は黒紫から薄墨色となりました。
次の「羽衣の舞」も四国地方の産で、矮性種です。 6月上旬の咲き始めです。
6月中旬、八重咲の装飾花は、白地に糸覆輪のピコティ咲きです。
本来は紅色の糸覆輪なのですが、我が家の鉢は青~紫です。(用土の酸度が原因?)
6月下旬、装飾花全体が青みを帯びてきました。
今日の花色は、反転した表側が緑色で、裏側は紫褐色に変わっています。
ウチョウランは、地下に小さな球根を持った、小型地生ランです。
本州・四国・九州の低山の湿った岩場に自生し、地域変異が多いのが特色です。
草丈5~10数cm程で、細い葉を数枚つけ、茎の頂部に花をまとめて咲かせます。
2、5号鉢植えのウチョウランは、どこの産地かは不明ですが、30数年前から我が家で
維持されてきた自生種です。
普通の花色は紅紫色で、唇弁に濃色の斑紋と距があります。
この個体は、花弁が少し波打っています。
下から順に開花していくので、6月中旬から7月上旬まで長く咲きました。
近年は交配育種によって、園芸化された豪華で丈夫な品種が多く出回るようになり、
自生地は激減して、絶滅危惧種となっているので、この1鉢は何とか維持したいです。
次は、3号鉢植えの白花ウチョウランです。
元気よく増殖しています。
純白の花弁で、斑紋もありません。
6月下旬から咲き始めて、一部は現在も開花中ですが、多くは花を終えました。
7月15日、長岡市蔵王1丁目の「金峯(きんぷ)神社」で「流鏑馬(やぶさめ)神事」
が行われました。 午後5時からの予定なので、早めにウォーキングしていきました。
( 金峯神社の流鏑馬は、1057年ころ、源義家が奥州討伐の勅命を受け、北國街道下降
に際し、朝敵降服を祈願して社前に奉納したと伝えられています。-長岡市HPより )
神事が始まる10分前頃、境内の一部で待機する馬3頭です。
拝殿前で、的持ちなどの係をする地元の氏子などがお祓いを受けます。
17時ころから、拝殿内で、射手(寺泊と三条の乗馬クラブ所属2名)がお祓いを受ける
神事が続きます。 背中に着けた赤と黄色の母衣(ほろ)が見えます。
17時20分過ぎ、拝殿内での神事が終わって2人の射手が姿を見せました。
「稚児舞い」などを奉納した子供たちが、拝殿内から出てきて並んで見守ります。
3頭の馬が拝殿の周囲を巡る、宮回りが行われました。
流鏑馬を行う2頭の馬には、神職が騎乗しています。
その後17時40分頃、赤い母衣を着用した射手が騎乗して、神前で的を射ます。
直後に、参道を駆け下りて、大鳥居前まで185mを疾走します。
続いて若い射手が、黄色い母衣をなびかせて馬駆けします。
参道の脇には出店が立ち並び、両側を氏子や見学者の大人や子供がたくさん集まって
います。
赤い大鳥居前で、拝殿前と同様に的を射て、参道を拝殿まで駆け上がってきます。
17時50分過ぎ、黄色い母衣の若い射手が先に(上)、赤い母衣の射手がその後、
中鳥居を通って、拝殿前に帰ってきました。 最後はあっという間に終えました。
実桃の「武井白鳳」は、酸味が少なく甘い味の早生品種です。
YD苗(矮性台木を使った接ぎ木苗)なので、小型の若木ですが、たくさんの実生りが
あり、すべて背の低い私の手の届く範囲です。
晩秋の雪囲いの時、横に伸びた枝が板囲いの中に入らず、業者がバッサリ切り捨てたので
今年の収穫はあまり期待していなかったのですが、以外にも大収穫でした。
4月上中旬に咲いた花も、桃色の美しいものでした。
花後の緑果を摘果後、実が大きく成長し、6月上旬には下のような実生りになりました。
6月下旬、緑から黄色に、そして紅が差し始めました。
その果実のアップです。
6月30日、収穫間近の実生り姿です。
7月初めの 果実です。
次は収穫前日の果実、実の外観が美しいというのが「武井白鳳」の特徴でもあるので、
袋掛けをせずに見守ってきました。
隣に植えてあるプラムは、毎日ヒヨドリと競争しての収穫でしたが、桃は毛を密生
させた外皮で守られ、害鳥害虫の被害が全くありませんでした。
7月4日、12個を収穫しました。大きくておいしそうな果実を 選んで、大阪の孫の
ところへ送りました。
小学1年生になった孫娘から写真入りの礼状が届き、栽培と収穫の喜びが倍増しました。
樹に残した果実も自然落果するようなので、採って毎日プラムと一緒に食べました。
自然の恵みに感謝!感謝!