ウチョウラン の「長舌花」は、唇弁が長大化した花で、
交配育種による園芸化が進んだ結果、生まれました。
2.5号の小鉢植えですが、野生種より丈夫で、
小さな草体に大きな花を咲かせました。
1鉢は、白地に濃い紅紫の斑紋が鮮やかな長舌花で、
6月下旬から7月上旬に咲きました。
花の後方に突き出た「距」も、太く長い。 草丈は数cmです。
もう1鉢は、6月下旬に咲き出し、7月中旬まで咲いていました。
6月下旬の花、唇弁を大きく広げて、
白い縁取りを残して、紅紫色の斑紋が広がります。
7月上旬の花、
中には唇弁の中央部が白いものや、
ほとんど白い花も混じっていました。
桃は中国原産でバラ科の落葉小高木です。
栽培品種は「武井白鳳」、白鳳の実生から生まれた品種で、
1本だけで実が生ります(自家結実性あり)。
矮性台木接ぎ木苗(YD苗)を植えたので、
樹は小さいのですが実はたくさんなります。
無農薬無肥料で、観賞用でもあり、袋掛けなどもしないので、
果実が傷み易いのですが、
4月初め、新葉が出る前に桃花の開花でした。
5月に摘果した後、6月上旬の緑の果実です。
6月中旬、果実が肥大し、
6月下旬、果実が色付いてきました。
傷んだ果実?が毎日のように落花するので、
6月28日、一部を収穫しました。
外見は良くても、中心部に傷みが出ているものがあり、
慎重に頂きました。 味は甘くおいしいのですが・・・、
7月初め、熟した果実から、ヒヨドリが食べてしまうので、
初めて防鳥網をかけてみました。
7月5日、残り殆どを収穫しました。
横に枝を張っているので、一部を剪定し来年に備えます。
ウチョウランの自生種は、通常紅紫色の花色ですが、
品種改良が進み園芸化してきました。
「白紫点花」は地が白色で、唇弁にのみ紅紫色の斑紋が出ます。
6月下旬の咲き始めです。
7月上旬の花姿、3号深鉢植えです。
長年維持していますが、今年は撮影枚数が少しでした。
「深山八重紫」(ミヤマヤエムラサキ)は、京都府産で、
八重の装飾花を咲かせ、花色は土質で変化します。
(酸性土では青紫ですが、アルカリ性だと赤紫色になる)
池の北西側に植えましたが、西に自宅外壁、
南隣のエゾムラサキツツジが大きくなって、
日照が朝の短時間だけとなり、今年は2輪しか咲きません。
樹高は20~40cmしかなく、生育不良?
6月上旬、咲き始めの花と、
先に開花していた花です。
6月中旬、
6月下旬です。
ガク咲きで、濃い青紫色の八重の装飾花が惹きつけます。
7月上旬、装飾花が色褪せて横向きになって、終盤を迎えます。
一昨日の朝、装飾花は反転し、
中心部の両性花も、結実せずにほとんどが落ちました。
ニンニクの栽培場所は、近くの住宅跡地を利用しています。
植え付けた種球36個は昨年の自家産から選んだものです。
(元の品種は、青森産の「ホワイト6片」をHCで購入したもの)
5月上旬、除草と追肥をした後のニンニク畝ですが、
直ぐにスギナが芽生えてきます。
5月中旬、後方のジャガイモとともに順調に生育、
5月下旬、2本だけとう(花芽)が出ました。
芽のうちに摘んで食べることもできますが、花も見ようと、
6月上旬、
6月中旬、花径を長く伸ばして、球状に花蕾を密集させました。
6月下旬です。茎葉は枯れ始めて、収穫時期になりました。
(背後のジャガイモは元気です)
個々の花は、完全には開き切らないようでした。
6月末、ほとんど枯れたので、花茎を切除して、
1本ずつ引き抜いて収穫しました。
大小の差はありましたが、36個全部が収穫出来ました。
球根(鱗茎)の他に、珠芽(ムカゴ)も収穫できます。
茎の中ほどや先端部などにでき、発芽能力もありますが、
ニンニク球と同様に食用できます。
茎と根を切除して乾燥させ、15個は知人に分け、
1個は生ニンニクとしてすぐに焼いて食し、
柔らかい独特の食感を味わいました。
残る20個が自家用です。 来年植え付ける種球を含みます。