flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

電氣コタツ

2006-11-04 14:00:38 | まちの違和感
押入れシリーズ第3弾。
何やら木の枕のような、食パン形の電気製品。
「ナショナル電氣コタツ可調整自働温度調節器付登録実用新案七件使用」と書いてある。
コタツというより、電気アンカの原型であろうか。
そういえば、父がアンカのことをよくコタツと呼んでいたことを思い出す。
 メーカーのサイトで調べてみると、この種のコタツの第一号を昭和4年に開発し販売していたことがわかった。
もう少し後の物だとしても、私が生まれる遥か前の品であることには間違いない。
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東海道 金谷坂

2006-11-04 00:00:44 | 街道・宿場町

(静岡県島田市金谷)
 東海道金谷宿の西、粘土質の滑りやすい地面の急坂を整備する目的で敷かれた石畳。然しながら当時から残されていた石畳は、約30m程になっていたという。
 平成の時代となり、市民他600人が道普請に参加し、坂の中腹から峠までの区間430mが再現された。整備したとはいえ河原石の路面、足腰が鍛えられる。石畳が無くなった区間でも、道端の路面等に当時の石が再利用されていた。
 麓には不動堂や秋葉社、石畳の途中には庚申堂や六角堂、朽ちた親楠を囲んで生える五つ子楠などが旅人を見守っている。
 そして峠の諏訪原を暫く歩くと、また石畳の菊川坂が始まる。
      
(関連記事:十曲峠

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