flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

熱海グランドホテル

2006-12-29 06:00:22 | STRUCTURE-構造物残影-

(静岡県熱海市東海岸町 2002年12月31日)
 海岸沿いに温泉宿泊施設が林立するこの辺りであるが、然しながらその殆んどが廃業に至ってしまっている。このホテルも周辺の群発地震の影響、団体旅行の減少等で同様の道を辿ることとなった。全盛期の1960年代にはRC造7階地下2階の新館も竣工し、全110室600名収容となって百万ドルの夜景の一端も担っていたが、付近が次第にゴーストタウン化して、その言葉も過去のものとなった。1995年に廃業の後、1999年6月14日には火災が発生し、本館と新館の間にある100畳の大広間及び大コマ舞台等が全焼し、惨憺たる状態となった。 熱海の牙城と言われたこの建物も2003年に解体。辺りは遺跡の様な痕跡を残した。


(HP版:http://www.d1.dion.ne.jp/~tenyou/structure/atami-grand-hotel.htm

(関連記事:熱海平成二十七年

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渥美線留置車両

2006-12-29 01:00:20 | RODEN-哀愁のRailway-
(2000年12月29日)
 トップは高師車庫留置の初代1800形半鋼製電車。1928年製造、元愛知電気鉄道(後の名鉄)3350×2340形電車(台車は国鉄客車14形)。1967年から1997年の渥美線1500V昇圧化前まで使用された。
 次は花田信号所に係留中の現在の標準車両、二代目1800形電車(左:元東急7200形電車)と、元名鉄7300形電車(右)。黄色の「なのはな号」と共に、初代1800形の後を引き継ぎ、2002年まで渥美線で使用された。
 
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