(台の山 豊川市千両町 1999年7月11日)
佐奈川右岸に位置する標高117mの台の山は、南北朝時代、南朝方の土井氏(土岐氏庶流か)がこの地に移り住み、北朝方足利勢に対しての構えを築いたところである。
山頂に砦を築き、北西麓の丘に館跡を構えていたという。
土井氏が居た山、土井山が台の山に訛ったという説があるが、単に砦の台の山を表すものかもしれない。
土井氏は後に大井氏と姓を改め、千両村に居住したという。
近代以降、山頂には忠魂碑や慰霊碑等が建てられ、また南麓は後期古墳や、中世以降の墓地が存在する。
昭和53年に訪れた際には、急な登山道であったが、平成に入り階段状に整備された。
上千両、杣坂峠方面はもとより、豊川が一望できる。
佐奈川右岸に位置する標高117mの台の山は、南北朝時代、南朝方の土井氏(土岐氏庶流か)がこの地に移り住み、北朝方足利勢に対しての構えを築いたところである。
山頂に砦を築き、北西麓の丘に館跡を構えていたという。
土井氏が居た山、土井山が台の山に訛ったという説があるが、単に砦の台の山を表すものかもしれない。
土井氏は後に大井氏と姓を改め、千両村に居住したという。
近代以降、山頂には忠魂碑や慰霊碑等が建てられ、また南麓は後期古墳や、中世以降の墓地が存在する。
昭和53年に訪れた際には、急な登山道であったが、平成に入り階段状に整備された。
上千両、杣坂峠方面はもとより、豊川が一望できる。


