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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

仙波堀の内 喜多院

2007-10-25 00:00:39 | 城郭・城下町

(埼玉県川越市小仙波町)
 天長七年(830)開山の天台宗星野山無量寿寺(川越大師)及び仙波東照宮には、深い堀と土塁があり、川越城の前身、または外郭ではないかという説がある。
同寺はその後、寺内に北院、中院、南院が設けたが、北院だけが残った。
そして慶長四年(1599)南光坊天海が入寺し、その北院が喜多院となった。
寛永十五年(1638)の川越大火による焼失後は、徳川家光によって江戸城から御殿を移築している。
   
 また、堀に架かる「どろぼう橋」は、江戸時代、泥棒がこの橋を渡って喜多院に入り、寺人に諭され改心したところからきているという。

(関連記事:川越城 小江戸川越 ハイカラ川越

コメント (4)
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