京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 タダであれば…

2010年09月17日 | 日々の暮らしの中で
晩秋の木曽路への日帰りバス旅行に、500名を無料で招待するとある。
妻籠宿探訪とは魅力ではないか。クリーニング店のチラシだから、クリーニング品を預けて応募し、当たれば!の話ではある。

タダであればゴミとなりそうな粗品でさえも欲しがる、そんな欲深さはあるようだ。
物が増える。きっとそこらにしばらくの間は置いたままにしておいて、いずれ捨ててしまうのだ。中身がわかるときは勿論、気安く聞けるときには尋ね、いらないと申し出ることもある。「いらないのですか?」など尋ね返されると悪い事をしたみたいな気がするが、いらんものはいらんのよ。もらわないぜいたく、ってとこよ。

買わないぜいたくもありそうだ。ただ…、庶民の論理からしますなら、棚の上にぼた餅あらば、手を伸ばしてもいい、よなあ~。
「ぜいたく」はいらないけどチャンスは買ってもいい、とするのは身勝手な解釈ということだろうか。

なんのかんのと言いながら、やっぱり多少の欲深さが人間らしくて自然なことだと思うわけだ。500人の枠に入れるとありがたい。だって、同伴者は1名9800円よ。
それがタダであれば…。
コメント (10)
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