京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 大好きなページは?

2010年09月29日 | 日々の暮らしの中で
結局買ったのはこの本でした。

『おおきなかぶ』(いもとようこさんの文と絵)
   あるところに、おじいさんと おばあさんと まごと ぶたと いぬと ねこと 
   ねずみが、なかよくくらしていました。
ロシア民話が題材の名作中の名作、と言われている。
  
   おじいさんがひっぱって… おばあさんがひっぱって… まごがひっぱって…
   ぶたがひっぱって… いぬが… ねこが… ねずみが…
   みんなでちからをあわせて ひっぱったら…… 
   とうとうかぶはぬけました。

ステージ上ではいっせいに子供達がしりもちをついた。
そうだった、そうだったと思い出す事になったのは、娘の幼稚園でのクリスマス会。
この頃はとにかく休みがちで、行事事の練習には参加できないことが多かった。当日、赤っぽいズボンにスモックをはおり壇上に立つ娘の姿が浮かんで見える。
少し照れながらも、それとなく仲良しの子に合わせたりしてはいつもその場を凌いできた。
5歳になるJessieにこの本を贈ることにしよう。

   「よいしょ!こらしょ!どっこいしょ―!」
   すぽ―ん! 「ひゃ~~~!」
   とうとうかぶはぬけました!

大好きな言葉に出会うかな。好きなページはどこだろう。
「すぽーん」と抜けて、「ひゃ~~~!」とひっくり返って…。
わくわくどきどき! Jessieの心も一緒に思いっきり開放されるだろう、きっと。

いつまでも心に残る場面があってほしいと思うのだ。

コメント (8)
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