田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 103 中央区・都会の森コース 後編

2009-09-16 16:55:02 | 札幌ウォーク & Other Walk
 コース後半のハイライトは何といっても北海道庁の前庭、そして赤レンガ庁舎でしょう。観光客にとっても人気スポットであるこの辺りを彼らはどのように見ているのでしょうか? 

 中央区・都会の森コース(コースマップはこちら 3.0Km)は後半も緑豊かな光景が続きます。

 「北6条 エルムの里公園」が終わったところで進路を変え、JR函館線沿線から再び都心に向かいます。
進路を変えたところに札幌でも有名な「伊藤家」の大邸宅があります。
        
        ※ 伊藤家の敷地を塀の外から写したところです。         

 敷地は北5条西8丁目の一角全部を占めていて(地図上では130m×100mくらい)、鬱蒼と木々が茂りまるで隣の北大植物園の一部かと錯覚してしまうほどです。近くに寄ってみると柵の間から本宅の堂々とした正面がチラリと目に入ります。
        
        ※ 伊藤家の正門前です。この正門奥に本宅があります。

 その伊藤家の敷地の周囲を取巻くようにして北海道庁を目ざしますが、その途中、「北大植物園」の濃い緑が目に入ってきます。
 北大植物園の中に入るとその濃い緑に囲まれ、大都会の真ん中にいることを忘れさせてくれるほどです。植物の保全ために関係者は大変な努力をされていると思いますが、ぜひとも貴重な自然を後世に引き継いでもらいたいものと部外者ながら思ってしまいます。
        
        ※ 北大植物園です。ちょっと逆光になってしまいましたね。

 植物園からビル街を抜け、北海道行政の中心「北海道道庁」です。
        
        ※ ニュースなどでお馴染みの北海道庁の本庁舎です。

 くすんだ鼠色の方形の本庁舎は特に特徴のない建物ですが、その前に建つ「旧赤レンガ庁舎」はレンガの色が周りの緑に映え、ネオ・バロック様式の洋風建物が観光客の人気の的です。
        
        ※ こちらもお馴染みの旧赤センガ庁舎の建物です。
 
 また、二つの池を囲んだ大木たちも北海道開拓当時を偲ばせる貴重な証言者と云えるでしょう。
        
        ※ 道庁の前庭に二つある池の一つです。

        
        ※ こちらも道庁前庭に広がる緑の様子です。

 北海道庁を過ぎると「北海道警察本部」の高いビル(18階建て)が辺りを睥睨しています。あれほどの高さのビルの中はいったいどうなっているのだろう?というのがいつも抱く私の素朴な疑問です。
 その横に私が務める事務所も入居している北海道立道民活動センター(愛称:かでる2・7)ビルです。
 かでる2・7も10階建てのビルですが、警察本部のビルの横ではまるで子どもです。
        
        ※ 写真の奥が北海道警察本部、手前がかでる2・7の建物です。

 コースはその後、スタートしたときとは反対側のSTV札幌放送局、ヤマダ電機の横を通り、スタート&ゴールのリンケージプラザ前に到着です。
 大都会の都心とは思えないほど濃い緑に囲まれた光景は、札幌の大きな財産であり、札幌観光のアドバンテージとなっているようです。
 ポカポカ陽気に恵まれ小春日和の中の札幌都心ウォーキングでした。
《ウォーク実施日 ‘09/09/08》