田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

大通公園のモニュメント 西2丁目

2009-09-18 16:34:49 | 札幌(圏)探訪
 西2丁目にはたくさんのモニュメントや彫刻があるのですが、なんといっても目を惹くのが長い壁いっぱいを静かに水が流れる壁「壁泉」(へきせん)です。
 
 西2丁目のモニュメントや彫刻は全て北大通側に片寄って設置されています。
 その中でもひときわ目立つのが「壁泉」(1992年設置)です。
 高さ1.8mの高さから横幅33mいっぱいに静かに間断なく水が流れる様は涼やかさを呼び、訪れる観光客や市民から人気を博しているようです。
        
        ※ 本日貼り付けた写真はいずれも説明の必要がないと思
         いますので、説明を省きます。

 その「壁泉」の東側には母と子が睦み合う姿を著した山内壮夫作の「花の母子像」(1971年設置)があります。
        

 そして「壁泉」の西側には「北海道電話交換創始の地碑」、「開拓母の像」、「ベンソンの水飲み」と並んで設置されています。
 「北海道電話交換創始の地碑」(1973年設置)は、明治33年(1900年)に大通2丁目の現在地において北海道初の電話交換が行われたことを記念して碑が設置されたとのことです。低い台座のような碑の一部が欠けていたのが残念でした。
        

 その横には佐藤忠良作の「開拓母の像」(1963年設置)があります。
 この像は北海道開拓の陰の力となって支えた母たちを讃え、北海道農協婦人部が寄贈したものだそうです。幼い子を抱えながら笹に覆われた未開の広野を切り拓くたくましい母の姿を著しています。
        

 最後の一つは「ベンソンの水飲み」(1966年設置)です。
 このモニュメントは札幌市の姉妹都市であるアメリカのポートランド市から贈られたものだそうです。ポートランド市では篤志家のベンソン氏が多くの水飲み場を市に寄贈したことで有名のようで、そのことが海を越えて札幌にまで伝わったということでしょうか。
 なお、公園にある「ベンソンの水飲み」はモニュメントであって、実際に水を飲むことはできません。
        

 西2丁目に限らず大通公園にはたくさんのモニュメントや彫刻があるのですが、今回のように解説を受けることで大通公園を改めて見直す思いです。


※ 明日・明後日と洞爺湖周辺で行われる「北海道ツーテーマーチ」に変則的に1日のみ参加することにしました。洞爺湖一周40Kmコースに挑戦します。先週の「北海道を歩こう」の疲れもあり、かなり苦戦するのではと思いますが、今年最後の長距離ウォークを頑張ってみたいと思います。その様子を久しぶりに携帯からライブレポートしてみようと思います。朝3時に自宅を出て、ウォークをして帰ってくるという強行軍です。出発から帰宅まで随時レポートします。時間の許す方は時々アクセスしてみてください。