田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォークⅡ №12 中央区・緑と水の中島公園と名刹寺院めぐり 前編

2010-11-17 16:37:33 | 札幌ウォーク & Other Walk
「札幌ウォーク Ⅱ」とは、札幌市の各区が設定した118のウォーキングコースを完歩した筆者が、次のターゲットとしてさっぽろ健康スポーツ財団や札幌歩こう会、その他民間の機関などが設定した日本ウォーキング協会認定の25(平成22年8月現在)のイヤーラウンドコースを巡ろうとするものです。

 中央区にこんなに多くの寺院が集まっているとは一つの驚きだった。それも一つ一つの寺院が広壮な建物を有していた。中央区の名刹寺院巡りのレポートである。

              
        ※ ウォーキングステーションのあるIKEUCHIのビルです。

 今回のイヤーラウンドウォークのウォーキングステーションは中央区の南1条西2丁目にあるIKEUCHIの5階にあった。札幌市の都心中の都心である。歩く前に服装に気を使わねばならないコースである。と言っても私の場合しれているが、ウォーキングシューズ以外はいかにも都心の街歩きという格好でのウォークとなった。

              
              ※ こんな街中をウォークしました。

 まずは電車どおりを歩きながら、東急ハンズの前を通りながら本願寺を目ざしたのだが、ハンズの近くでいつも気になる建物「人形屋佐吉」という周りの建物からちょっと浮いている建物を写真に収め、本願寺に向かった。

        

 ススキノ繁華街からそれほど離れていないところに東本願寺(南7西8)はある。このお寺は「真宗大谷派札幌別院」として知られ、いわば東本願寺の北海道内の総元締めの立場にある寺院である。
 おそらく中央区内にあるお寺としては最も広い面積を有するお寺ではないだろうか。広い敷地に堂々とした本堂などが建っていた。

        

 東本願寺から再び街の方に戻って、中央区役所、札幌医大などを通り円山地区にある瑞龍寺(南2西21)を目ざした。ところがこのお寺を探すのが難渋した。渡されたマップの寺の位置がアバウトなために近くまで近づいていることは分かるのだけれど、お寺そのものを発見できないのだ。近くにいた人に何人も尋ね、周りをグルグル回った末にようやく見つけることができた。瑞龍寺は「臨済宗妙心寺派」に属し、参禅道場を持っていた。

        

 続いては瑞龍寺と同じ円山地区にある浄円寺(南2西24)である。こちらは「浄土真宗本願寺派」つまり西本願寺派である。ここのお寺は正面から見る限りそれほど広い敷地を有しているようには見えなかった。

                

 四つ目は車で環状通りを走るときによく目にしていた龍興寺(南4西27)である。このお寺は曹洞宗の流れをくむお寺である。時代を経てきたことをうかがわせる堂々とした本堂の建物が存在感を放っていた。

        

 龍興寺から南に下がったところにあるのが信廣寺(南6西27)である。信廣寺の宗派は法華本門仏立というそうだ。このお寺は通りを挟んで両側にいろいろな施設が立ち並んでいた。全てが近代的な造りだったが、どれが本堂なのか外部の人間には分かりづらかった。
 そこで私は信廣寺には何の縁もゆかりもないが、このお寺の施設だけ三つの施設の写真を羅列してみることにする。はたしてどれが本堂なのだろうか?

        

        

        

 さて、今回寺院巡りをしてみて、寺院は単に本堂だけではなく、さまざまな施設が併設されていることを知った。例えば信廣寺では大きく三つの施設が目に付いた。それぞれがどうような働きをしているのかは想像が付かないが、少なくとも本堂以外に会館のような施設を持つ寺院が多いように思われた。
 後半は残り7つの寺院についてレポートする。(続きは後編に)
《ウォーク実施日 ‘10/11/14》