田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アルテルナンテラは今…

2012-04-16 22:14:35 | 環境 & 自然 & 観察会
 市立大通高校のW先生から電話があった。「アルテルナンテラの苗が順調に育っています。ビニールポットに植え替えてもよろしいでしょうか?」と…。久しく見ていなかったアルテルナンテラに再会するため大通高校に向かった…。 

          
          ※ 一昨年、黄葉を用いて描いたART文字です。

 アルテルナンテラは私が道立近代美術館前の空き地に「ART」文字を描くための大切なアイテムである。過去2年間はホームセンターから苗を買い求めていたのだが、今年は市立大通高校の「暮らしの緑化」コースの生徒さんたちの手によって苗を冬越しをしてもらっていたのだ。
 2月末には生徒たちの手によって挿し芽をして、新たな苗づくりを行っていた。
 その苗が順調に育ち、植え替えする時期になったという。

          
          ※ 挿し芽をしてから一か月半、苗は順調に育っていました。

 大通高校は新学期の慌ただしさがどことなく感じられる雰囲気の中にあった。
 W先生は言う。「新しく編成された『暮らしの緑化』コースの初めて実習として苗の植え替えを体験させたい」と…。
 苗を育てている理科室に行ってみると、2月末に挿し芽したアルテルナンテラが元気よく新しい芽を出していた。根もかなり長く伸びている。植え替えには十分なタイミングである。私は即座に「OK!」を出した。

          
          ※ こちらは挿し芽をするために冬越しした親苗です。
 
 「私も手伝いましょう」と申し出たのだが、その必要はないという。W先生と生徒たちで植え替えはできるという。
 お任せすることにした。

          
          ※ 昨年は赤葉を用いてART文字を描きましたが、やはり黄葉の方がすっきりと見えるかも…。

 黄葉、赤葉それぞれ約200株。
 さらにこれから約一か月半、教室の中で育ててもらい、5月下旬には土の上に移植されることになるはずだ。
 今年はどのようにデザインした「ART」文字を描こうか?
 遅いと思っていた春がようやく本番を迎えつつある…。