クラシックに疎い私にはおあつらえ向きのコンサートだった。司会の九嶋香奈枝(ソプラノ)さんが解説を加えながら会場を盛り上げ、それに乗せられたかのように小学生が伸びやかに演奏し、合唱する楽しいコンサートだった。
リンクアップ(Link Up)とは、「結合」とか「連結」と和訳されるようだが、今回の場合は、「PMFオーケストラと市内の小学生が繋がる」という意味で使われたようである。
PMFのHPを見ると、「ニューヨークのカーネギーホールの小学生向け音楽教育プログラムをもとに開発し、2013年から実施している教育プログラム。授業で事前にリコーダーや歌を学習してきた小学生が、映像と司会のナビゲートで音楽を楽しみ、PMFオーケストラと共演することで生き生きと目を輝かせていきます。札幌市立小学校の6年生約670人が参加する様子を無料で公開します」とあった。
7月21日(火)午後、キタラにおいて開催された「PMFリンクアップコンサート」を聴くことができた。キタラの大ホールは670名の市内小学校の6年生とその保護者、あるいはPMFファンでほぼ一杯だった。
※ 昨年のリンクアップコンサートで司会をする九嶋さんです。(HPから借用)
札幌出身だというソプラノの九嶋香奈枝さんの明るい司会が抜群だった。参加した小学生は九嶋さんの司会にすっかり乗せられたようだった。
小学生たちは事前に練習し、打合せが行われていたとはいえ、一緒に歌い、一緒に手拍子を取り、そしてリコーダーを演奏した。
彼らにとっては本格的なオーケストラと一緒に演奏できたということは何よりの喜びだったのではないだろうか。
演奏された曲は次のとおりである。
◇トーマス・キャバニス作曲/Come to play
◇ベートーヴェン作曲/交響曲 第9番から「喜びの歌」
◇ブリテン作曲/青少年のための管弦楽入門
◇ドヴォルザーク作曲/交響曲 第9番『新世界より』第2楽章から「家路」、第4楽章
◇ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「火の鳥」から終曲
◇岡野貞一作曲/ふるさと
※ こちらHPから借用したものだが、バックに楽器を紹介する映像が写っています。
ダニエル・マツカワ氏の指揮で本格的なオーケストラを楽しみながら、〔音楽教育プログラム〕と称するように、演奏の前に九嶋さんの解説があり、バックには理解を促す映像が流れる中で演奏されるというコンサートだった。
特に興味深かったのは「青少年のための管弦楽入門」である。しっかりと曲としてのまとまりがありながら、一つ一つの楽器を紹介するような曲の仕上がりになっていたことだ。
また、個人的には「『新世界より』の第2楽章の『家路』と、第4楽章」のいずれもが私にとっては思い出深い曲だったこともあり楽しめた。
時間にして1時間半程度と短い時間ではあったが、私にとっては十分に楽しめたPMFリンクアップコンサートだった。
リンクアップ(Link Up)とは、「結合」とか「連結」と和訳されるようだが、今回の場合は、「PMFオーケストラと市内の小学生が繋がる」という意味で使われたようである。
PMFのHPを見ると、「ニューヨークのカーネギーホールの小学生向け音楽教育プログラムをもとに開発し、2013年から実施している教育プログラム。授業で事前にリコーダーや歌を学習してきた小学生が、映像と司会のナビゲートで音楽を楽しみ、PMFオーケストラと共演することで生き生きと目を輝かせていきます。札幌市立小学校の6年生約670人が参加する様子を無料で公開します」とあった。
7月21日(火)午後、キタラにおいて開催された「PMFリンクアップコンサート」を聴くことができた。キタラの大ホールは670名の市内小学校の6年生とその保護者、あるいはPMFファンでほぼ一杯だった。
※ 昨年のリンクアップコンサートで司会をする九嶋さんです。(HPから借用)
札幌出身だというソプラノの九嶋香奈枝さんの明るい司会が抜群だった。参加した小学生は九嶋さんの司会にすっかり乗せられたようだった。
小学生たちは事前に練習し、打合せが行われていたとはいえ、一緒に歌い、一緒に手拍子を取り、そしてリコーダーを演奏した。
彼らにとっては本格的なオーケストラと一緒に演奏できたということは何よりの喜びだったのではないだろうか。
演奏された曲は次のとおりである。
◇トーマス・キャバニス作曲/Come to play
◇ベートーヴェン作曲/交響曲 第9番から「喜びの歌」
◇ブリテン作曲/青少年のための管弦楽入門
◇ドヴォルザーク作曲/交響曲 第9番『新世界より』第2楽章から「家路」、第4楽章
◇ストラヴィンスキー作曲/バレエ音楽「火の鳥」から終曲
◇岡野貞一作曲/ふるさと
※ こちらHPから借用したものだが、バックに楽器を紹介する映像が写っています。
ダニエル・マツカワ氏の指揮で本格的なオーケストラを楽しみながら、〔音楽教育プログラム〕と称するように、演奏の前に九嶋さんの解説があり、バックには理解を促す映像が流れる中で演奏されるというコンサートだった。
特に興味深かったのは「青少年のための管弦楽入門」である。しっかりと曲としてのまとまりがありながら、一つ一つの楽器を紹介するような曲の仕上がりになっていたことだ。
また、個人的には「『新世界より』の第2楽章の『家路』と、第4楽章」のいずれもが私にとっては思い出深い曲だったこともあり楽しめた。
時間にして1時間半程度と短い時間ではあったが、私にとっては十分に楽しめたPMFリンクアップコンサートだった。