昨日(23日)、今日(24日)と空はスカッと晴れ上がり絶好の登山日和だった。私は札幌近郊で未踏だった盤渓山と焼山(豊平山)の登頂を目ざした。ところが!? 私は二つの山とも登頂を果たせずにスゴスゴと退散したのだった。なぜ?
北海道新聞社が発行する「夏山ガイド(道央の山々)」の改訂版には朝里天狗岳、焼山(豊平山)、盤渓山、稀府岳が新たに追加されたと記されていた。
私は昨年で札幌近郊の山は全て制覇したと思っていたが、稀府岳を除いては全て札幌近郊の山である。これは是非とも踏破せねば、と思ったのだ。
※ 夏山の盤渓山の頂上です。(ウェブ上から拝借した)
そこで昨日、まずは我が家から近くにある「盤渓山(604m)」を登ることにした。盤渓山は今年1月にスノーシューで一度登ったことはあるが、夏山は未踏だった。
道道82号線から妙福寺の看板のところから脇道に入り、「盤渓市民の森」の駐車場に車を置き、車道を少し上ると小さな杭が立っていて、そこから左の沢へ下りていく。
ところが!小さな杭が立っている入口から雑草が登山道を覆い尽くすように繁茂している。微かな踏み跡を探しながら歩くのだが、どうもガイドブックにあるように盤渓川支流の沢に下りていかない。冬の時も確かすぐに沢に下りたように記憶していた。「おかしいなぁ?」と思いつつ、さらに踏み跡のようなところを辿るのだが、どうも妙福寺に近づいているような気がした。
そのうち、とうとう踏み跡が分からなくなるほど雑草が濃くなった。「これは違う!」そう結論を出し、戻ることにした。
登山道に入ったところまで戻ってみると、反対側にかなり整備された道が見えた。「あれっ?こっちに新しい道を造ったのかな?」と思い、そちらを辿って行ったのだが、200mも行かないうちに道は行き止まりになっていた。
ここで私の気持ちはすっかり萎えてしまった。こんなに雑草の濃い中で、もし道に迷うようなことがあったら、大変なことになる。ここは素直に引き返そう、と決心した。
結局、盤渓山の夏山は人気がない山なのだろうか?草生していたことがそのことを物語る。いつか、どなたかに同行する以外に登頂の道はないのだろうか?
※ 小さな山ですが、特異な形をした焼山(豊平山)です。
そして今日(24日)、今度は簾舞地区にある「焼山〈豊平山〉(662.5m)」を目指すことにした。こちらは我が家からはけっこう遠い。国道230号線を走り、簾舞中学校のところから脇道に入る。住宅街を抜け、山に向かってどんどん進むのだが、途中何ヵ所か分岐点があったので不安になり、道端にいた婦人に尋ねた。「焼山の登山口はこちらでいいですか?」と…。すると件の婦人が「えっ?焼山は登山道が崩壊して登山禁止になっていますよ」、「ガーン!!!二日続けての敗退じゃん」と心の中で呟いた。
そういえば、改訂版の中に小さな紙切れが挟まれていて、何かの注意を促していたようだ。それが「焼山(豊平山)」のことだったのだろうか、と思い出していた。
しかし、ここで私は諦めなかった。50分もかけてやってきたのだから、その崩壊のところを見てみようと思い、そのまま登山口を目ざした。
ところが…。行けども、行けども、登山口は見つからない。そうこうしているうちに、私は別の山の麓に辿り着いていたようだ。
その結末は明日レポートすることにする。
ともかく二日続けて登頂に失敗するとは情けない。それもこれも、私は「夏山ガイド」の情報だけに頼ってしまっているところがある。これからは、もう少し多様な情報をかき集めて、事前の準備をしなければならないことを痛感させられた思いである。
北海道新聞社が発行する「夏山ガイド(道央の山々)」の改訂版には朝里天狗岳、焼山(豊平山)、盤渓山、稀府岳が新たに追加されたと記されていた。
私は昨年で札幌近郊の山は全て制覇したと思っていたが、稀府岳を除いては全て札幌近郊の山である。これは是非とも踏破せねば、と思ったのだ。
※ 夏山の盤渓山の頂上です。(ウェブ上から拝借した)
そこで昨日、まずは我が家から近くにある「盤渓山(604m)」を登ることにした。盤渓山は今年1月にスノーシューで一度登ったことはあるが、夏山は未踏だった。
道道82号線から妙福寺の看板のところから脇道に入り、「盤渓市民の森」の駐車場に車を置き、車道を少し上ると小さな杭が立っていて、そこから左の沢へ下りていく。
ところが!小さな杭が立っている入口から雑草が登山道を覆い尽くすように繁茂している。微かな踏み跡を探しながら歩くのだが、どうもガイドブックにあるように盤渓川支流の沢に下りていかない。冬の時も確かすぐに沢に下りたように記憶していた。「おかしいなぁ?」と思いつつ、さらに踏み跡のようなところを辿るのだが、どうも妙福寺に近づいているような気がした。
そのうち、とうとう踏み跡が分からなくなるほど雑草が濃くなった。「これは違う!」そう結論を出し、戻ることにした。
登山道に入ったところまで戻ってみると、反対側にかなり整備された道が見えた。「あれっ?こっちに新しい道を造ったのかな?」と思い、そちらを辿って行ったのだが、200mも行かないうちに道は行き止まりになっていた。
ここで私の気持ちはすっかり萎えてしまった。こんなに雑草の濃い中で、もし道に迷うようなことがあったら、大変なことになる。ここは素直に引き返そう、と決心した。
結局、盤渓山の夏山は人気がない山なのだろうか?草生していたことがそのことを物語る。いつか、どなたかに同行する以外に登頂の道はないのだろうか?
※ 小さな山ですが、特異な形をした焼山(豊平山)です。
そして今日(24日)、今度は簾舞地区にある「焼山〈豊平山〉(662.5m)」を目指すことにした。こちらは我が家からはけっこう遠い。国道230号線を走り、簾舞中学校のところから脇道に入る。住宅街を抜け、山に向かってどんどん進むのだが、途中何ヵ所か分岐点があったので不安になり、道端にいた婦人に尋ねた。「焼山の登山口はこちらでいいですか?」と…。すると件の婦人が「えっ?焼山は登山道が崩壊して登山禁止になっていますよ」、「ガーン!!!二日続けての敗退じゃん」と心の中で呟いた。
そういえば、改訂版の中に小さな紙切れが挟まれていて、何かの注意を促していたようだ。それが「焼山(豊平山)」のことだったのだろうか、と思い出していた。
しかし、ここで私は諦めなかった。50分もかけてやってきたのだから、その崩壊のところを見てみようと思い、そのまま登山口を目ざした。
ところが…。行けども、行けども、登山口は見つからない。そうこうしているうちに、私は別の山の麓に辿り着いていたようだ。
その結末は明日レポートすることにする。
ともかく二日続けて登頂に失敗するとは情けない。それもこれも、私は「夏山ガイド」の情報だけに頼ってしまっているところがある。これからは、もう少し多様な情報をかき集めて、事前の準備をしなければならないことを痛感させられた思いである。